本日(12日)の早朝、サッカークラブ世界一決定戦「FIFAクラブワールドカップモロッコ2013(クラブW杯)」が開幕し、開催国のラジャ・カサブランカ(モロッコ)がオセアニア王者のオークランドシティ(ニュージーランド)を2-1で下し、準々決勝進出を決めました。
各大陸を勝ち上がった6つの王者(ヨーロッパ、南米、アフリカ、アジア、オセアニア、北中米カリブ)と開催国王者(モロッコ)が一同に会し、世界No.1を決めるトーナメント戦が22日まで繰り広げられます。まずはトーナメント表と開催日時(日本時間)を確認してみましょう。
しばらくは寝不足が続きそうですね(笑)。22日の午前4時30分から行われる決勝に進むチームはどこなのか?そしてどんなドラマが待っているのか?1試合たりとも目が離せませんね。
UEFAチャンピオンズリーグでも絶対的な強さを見せているヨーロッパ王者のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)が世界の頂点に立つのか!?それても、南米王者のアトレチコ・ミネイロ(ブラジル)が南米勢連覇を果たすのか!?ブックメーカーの「888sport」が「クラブW杯を制するのはどのチームか?」のオッズを発表していますのでご紹介します。
【クラブW杯優勝チームオッズ】
① バイエルン・ミュンヘン:1.25倍
② アトレチコ・ミネイロ:7.00倍
③ モンテレイ:13.0倍
④ 広州恒大:25.0倍
⑤ アルアハリ:50.0倍
⑥ ラジャ・カサブランカ:60.0倍
※オッズは12日午前11時現在
バイエルン・ミュンヘンがダントツの勝候補に挙がっていますね。UEFAチャンピオンズリーグ(CL、2012-2013)で5回目の優勝を果たしたバイエルンは、現在行われているCL(2013-2014)でも昨季から10連勝中で、グループリーグ最終戦(10日)でこそマンチェスター・シティに2-3の逆転で公式戦24試合ぶりに敗れましたが、グループリーグトップで決勝トーナメント進出を決めました。バイエルンはCL連覇をも狙っている欧州の絶対的王者と言えるでしょう。
昨シーズンはドイツのリーグ戦、カップ戦、そしてCLを制して三冠を達成したバイエルンのMFトーマス・ミュラーは「この大会を制することは昨シーズンの三冠にさらに華を添えることになる」とクラブW杯制覇に自信を見せていました。
バイエルンの“華”を持たせることに待ったをかけるのが、南米王者のアトレチコ・ミネイロですね。昨年の大会では同じく南米王者のコリンチャンス(ブラジル)がチェルシー(イギリス)を1-0で破っており、アトレチコには南米勢連覇の期待がかかっています。
7月に行われたクラブ南米王者を決めるリベルタドーレス杯で、PK戦の末に4-3でオリンピア(パラグアイ)を下して、アトレチコは初の南米王者に輝いてクラブW杯に乗り込んできました。
アトレチコの中心となるのが、9月に左内転筋を完全断裂した元ブラジル代表のFWロナウジーニョです。ケガの影響でクラブW杯への出場が心配されましたが、8日に行われたブラジル全国選手権最終節のヴィトーリア戦で復帰すると、見事2ゴールを挙げてその心配を払拭しました。ロナウジーニョは自身のツイッターに「モロッコにタイトルを取りに行く」と意気込みを書き込んでいました。
この2チームに続くのが、北中米カリブ史上初3連覇の偉業を達成し、3年連続3回目の出場を果たした北中米王者のモンテレイ、中国勢初のAFCチャンピオンズリーグ王者となったアジア王者の広州恒大(中国)と続きます。
15日には準々決勝が行われます。この準々決勝に勝ったチームが、バイエルンとアトレチコへの挑戦権を獲得します。さっそく、準々決勝の1試合目(15日午前1時キックオフ)「広州恒大―アルアハリ(エジプト)」の勝敗オッズを、日本語対応のブックメーカー「Pinnacle Sports(ピナクルスポーツ)」が発表していますのでお知らせします。
【準々決勝:広州恒大―アルアハリ】
・広州恒大勝利:1.662倍
・アルアハリ勝利:5.660倍
・ドロー:3.970倍
※オッズは12日午前11時現在
準々決勝2試合目「ラジャ・カサブランカ―モンテレイ」(15日午前4時30分キックオフ)の勝敗オッズなど、準決勝、決勝のオッズもブックメーカーより逐一発表されると思います。発表があれば@KiyoTamiyoshi及び「ブックメーカー情報局」の公式Facebookページ(https://www.facebook.com/bookmakerinfo)で紹介していきますので、ぜひチェックしてみて下さいね!
22日の決勝まで、寝不足と戦いながらモロッコで行われている熱戦に視線を送り続けましょう。