UEFAチャンピオンズリーグ（CL）の第5節が27日と28日（ともに日本時間）、欧州各地で開催されます。各4チームずつ計8グループに分かれてのグループリーグもいよいよ佳境を迎えています。
ここで、第4節までを終えての状況を簡単に振り返っておきたいと思います。各グループ上位2チームずつに与えられる決勝トーナメント（決勝T）に進出を決めているチームは、マンチェスター・シティー、バイエルン・ミュンヘン、クラブ・アトレティコ・マドリー、そしてFCバルセロナの4チームです。今回の第5節でどのチームが決勝Tに進出を決めるのかも大変興味深いです。
各グループの第4節終了までの順位表を下記に示しておきます。残りあと2試合の勝敗が大きくチームの成績に響くことになりそうですね。
【UEFAチャンピオンズリーグ順位表】※第4節終了現在
（Yahoo Sportsより抜粋）
日本時間の27日午前4時45分から行われるのは、日本代表のDFである内田篤人が活躍するグループ2位のシャルケ04（勝ち点6）がステアウア・ブカレスト（同2）と対戦します。勝って決勝T進出に前進したいドイツ勢のシャルケ04は、ルーマニア勢にこの56年間負けておらず、相性の良さからも手堅く勝ち点3を奪いたいところでしょう。また、グループFでは、宮市亮が所属する首位のアーセナル（同9）が同時刻にオリンピック・マルセイユ（同0）と対戦します。
28日午前2時からは、グループDの首位・バイエルン・ミュンヘン（同12）がCSKAモスクワ（同3）と対戦します。昨年の王者のバイエルンは現在CL9連勝中で、今回CSKAを下せば10連勝となりCL新記録を樹立することになります。しかし、そうはさせまいと日本代表の本田圭佑が、バイエルン相手にどのようなプレーを見せてくれるのか楽しみです。
グループBでは、絶対的ストライカーであるクリスティアーノ・ロナウド率いるレアル・マドリード（同10）がガラタサライ（同4）と28日午前4時45分から戦います。すでに決勝T進出を決めているレアル・マドリードですが、この試合でグループリーグ通算8得点のロナウドがゴールを決めれば、CLグループリーグ新記録を更新することになりますね。
グループDでは、同時刻に香川真司が所属するマンチェスター・ユナイテッド（同8）とバイヤー04レバークーゼン（同7）のグループ首位を争う2チームが激突します。勝った方が決勝T進出を決めるこのゲームは、白熱した好ゲームが期待できますね。両チームは2001―2002のCL準決勝で対戦しており、その時はレバークーゼンがマンUを破っています。さて、16強入りを決める大一番の今回はどちらがものにするのでしょうか？ワクワクしますね！
27日と28日（ともに、日本時間の夜中）に計16試合が行われますが、決勝T進出の鍵を握りそうな第5節の勝敗オッズはどうなっているのでしょうか？日本語対応のブックメーカー「SBOBET」の勝敗オッズを見てみたいと思います。
【チャンピオンズリーグ第5節勝敗オッズ】
◎27日（日本時間）
※オッズは26日午後7時現在
◎28日（日本時間）
※オッズは26日午後7時現在
27日の試合では、内田所属のシャルケ04が優位の予想となっていますね。また28日の試合では、バイエルンが1.44倍とCSKAモスクワを圧倒しています。また、レアル・マドリードも同様に1.30倍とガラタサライに溝を開けています。ただ、グループ首位争いとなるレバークーゼンとマンチェスター・ユナイテッドは甲乙つけがたいオッズが付いています。
チャンピオンズリーグの開催中は、日本のファンは寝不足気味になっちゃいますが、明日、明後日と第5節の行方を見守っていきましょう！
