春のスプリントがやってきます。「高松宮記念」（G1、1200㍍・芝）である。今年も「高松宮記念」が28日に中京競馬場にて行われます。春の古馬スプリントチャンピオン決定戦であり、今レースで春のGI競走シーズンがスタートとなります。国内G1レースであったが2007年より国際G1レースとなり海外馬も出走するようになりました。2着が荒れるなどと言われる今レースですが今年はどうなるでしょうか。
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【高松宮記念単勝オッズ】
※オッズは２５日午後１時現在
上位人気が堅実であるも3番人気警戒
1番人気はレシステンシアで2.20倍と圧倒的に有利なオッズ。レシステンシアはこの数年でスプリンターの理想的な肉体改造を重ねてきた。レシステンシアはスピードの持続力に特化したタイプでとにかくバテない。阪急杯ではG1レース経験する馬がたくさんいる中、後続を突き放しての勝ち誇るレースでした。快勝であるだけでなくレコード勝ちしたレシステンシアに期待は高い。ただ1200ｍ戦は初の出走なだけに見えない部分のまだあります。
2番人気は昨年香港スプリントでG1初勝利を挙げたダノンスマッシュが3.75倍です。やっとの思いでG1初勝利を掴み取った今、次は国内G1初勝利を狙う。過去2年は悔しい思いをしてきたがその過去を思い出せないほどの強さがみなぎっている。忘れていけないのが3番人気のインディチャンプは8.00倍です。オッズにおいては1番のレシステンシアとかけ離れているように思えるが過去のデータでは3番人気の馬が勝利し荒れる結果になることは少なくありません。インディチャンプは19年のJRA最優秀短距離馬に輝きキャリアとしては間違いはない。瞬発力で走り抜G1の3勝目を静かに狙います。
2連覇狙う外国産馬モズスーパーフレア
去年覇者であるモズスーパーフレアだが、今年連覇なるかと注目されています。しかしながら各ブックメーカーのオッズにおいてはディフェンディングチャンピオンらしくない人気としてはトップになっていないところが悔しいところでしょう。やはり前走のシルクロードSで1番人気にも関わらず17着と惨敗の結果が足を引っ張っているのでしょう。順位は7位で19.00倍と信じがたい数字であるが、順位とは裏腹に仕上りの感触としては悪くないという評価です。インディチャンプとモズスーパーフレアがワンツーフィニッシュすれば音無厩舎出身の大勝利でもあり万馬券が続出する可能性も出てきます。人気としては下から数えるほうが早い順位22番のアイラブテーラーもハマると恐ろしい力を発揮する。オッズは201.00倍と程遠いようにも感じるが、ハマると怖い、伸びしろはあると言われていてそして万馬券必須という可能性も秘めています。結果が荒れやすい高松宮記念、ぜひ注目したい。
