2020年のシーズンは新型コロナウィルスの感染拡大が広がり、開催自体も危ぶまれる中日程を大幅変更しながらも無事試合を完遂することができました。新型コロナウィルスについては依然予断を許さずどの国においても厳戒態勢ではあるが、メジャーリーグ(MLB)2021年のシーズンがいよいよ始まります。
開幕日は予定通り4月1日に開催でホッと胸をなで下ろす気分であります。昨シーズンはコロナウィルスの影響から大幅に遅れたため試合数は60試合と少ないゲーム数でありましたが、今年は一気に162試合まで戻されるため、選手のコンディションなども心配される中早くも優勝予想は各ブックメーカーが発表されています。今回は「10Bet」を引用し今季メジャーリーグの展望をご紹介します。
2021年のシーズンを実施するために約束された項目
世の中が新型コロナウィルスに対してセンシティブになっている中、MLBも同様でMLBとMLBPA(選手会)はCOVID 19に基づくヘルス・アンド・セーフティー・プロトコルに合意しました。内容としては長くなりますので省略させて頂きます。試合数においては決定に至るまで154試合案が出されましたが選手会が拒否したため通常通りの試合数での開催となります。試合ルールは昨シーズンのルールを採用し、ダブルヘッダーを余儀なくされた場合、その日は2試合とも7イニング制となります。また延長の場合は日本で言うタイブレーク方式、あるいはオートマチック・ランナーとも言いますが、延長10回からはランナー2塁からスタートという形になります。などと例年とは違うこのご時世ならではのルールが全部で9つ起用されています。
通常開始できる2021シーズンの優勝予想は
昨シーズン不安のある中で昨年のワールドシリーズチャンピオンの誇り高きチームはロサンゼルス・ドジャース(ナショナルリーグ)でしたが今シーズンは予想としてはどうなっているでしょうか。
優勝オッズについてはブックメーカー「10Bet」が随時更新しておりますので、最新のものをご確認ください。
オッズにおいては先述もありました昨シーズンワールドシリーズチャンピオンのロサンゼルス・ドジャースで4.50倍と高く支持されています。ウィル・スミスの活躍は昨シーズンが試合数の少なさで活躍が今ひとつなところもありましたが、今シーズンこそ長打力の打撃を見ることができるでしょう。まだまだ彼の活躍と認知度アップを今シーズンからアピールしたい。
次に昨年ア・リーグ東地区2位で、ポストシーズンに進出したニューヨーク・ヤンキースで6.00倍です。ア・リーグ、ナ・リーグの両方で首位打者を獲得したD.J. ルメイユもオフに6年9000万ドルと破格値で契約を交わし大きく期待が高まっています。
2021年のア・リーグのリーグ優勝
ヤンキースの3.30倍とホワイトソックス5.50倍、ツインズ8.00倍とこの3チームが3強となっています。ワールドシリーズ優勝予想で2番目に予想されているヤンキースが1番有利とされています。ヤンキースといえばマー君がファンに惜しまれながらも退団しました。またヤンキースはホーム開幕戦でやっとファンを招き入れることができ、厳戒態勢ではありながらもファン動員の上での盛り上がるの開幕戦へ望みます。ホワイトソックスは昨年はコロナによる特殊ルールのおかげもあり3位ながらポストシーズンに進出しました。レンジャーズのエース、ランス・リンをトレードで獲得し例年の活躍をそのまま存続してもらえれば、優勝前線間違いなしです。ツインズにおいてはマエケンこと前田健太選手の在籍のチームを忘れてはなりません。年々と着実に力をつけてきて今年もエースでの活躍に目が離せません。
2021年のナ・リーグのリーグ優勝
ドジャースの2.90倍とパドレス4.75倍、メッツ6.50倍というところでしょうか。いうまでもなくワールドシリーズチャンピオンのドジャースは先述にもありますので省略します。パドレスはやはり新規加入のダルビッシュの活躍が気になるところです。先発ローテーションにダルビッシュは起用されるはずですのでより一層楽しみと推しチームが増えたというこちらも目が離せず今シーズンが忙しくなること間違いなしです。最後に昨年ナ・リーグ東地区4位のニューヨーク・メッツです。フランシスコ・リンドーアゴールドグラブ賞を2回、シルバースラッガー賞を2回受賞し何しても器用にこなす彼がいれば百人力です。ア・リーグにも負けずナ・リーグの上位3チームの展開が楽しみです。
初っ端から大爆発の二刀流、大谷翔平
オープン戦から絶好調の大谷翔平、まだまだ公式戦ではないのにも関わらずコンディションの良さをアピールしています。打撃の良さは2005年松井秀喜(ヤンキース)に並ぶ日本人最多タイのオープン戦5本塁打というわけですから、打つだけでこの成績の良さでさらに投げては160キロ超の剛速球、本当に隙が全くないということはこういうことを言うのではないでしょうか。怪我で苦しんだシーズンもありましたので、兎にも角にも今シーズンは故障なしでやりきることとチーム優勝への活躍を期待したいです。
移籍のダルビッシュ、移籍先での優勝の可能性は
一番目玉となるのは今シーズンから移籍になったダルビッシュ選手所属のパドレスでしょうか。パドレスはオッズでは3番手の8.50倍で優勝を狙える射程範囲にしっかりといますので期待も十分です。サンディエゴ・パドレス(マイナー)で頑張っている加藤豪将選手もメジャーへの昇格も期待したいところです。