【BET CHANNEL】井上尚弥 vs. ポール・バトラー:歴史的な一戦がいよいよ開幕!モンスターこと井上は世界で9人目の4団体統一王者となれるのか?

井上尚弥 vs. ポール・バトラー

WBAスーパー・WBC・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)とWBO世界バンタム級王者のポール・バトラー(英国)の世界4団体王座統一戦が12月13日に有明アリーナで行われます。

今回の試合で井上は日本人初、アジア初、バンダム級初の世界で9人目となる4団体統一王者の座を目指します。対するバトラーも、同じく王者になることを一生の目標に掲げ、勝利への意欲を見せており、歴史的な一戦となることは間違いないでしょう。

2020年東京五輪へ向けて建設され、今年8月に再開業した有明アリーナでボクシング興行が開催されるのは初めてのことです。約1万5000人を集めるビッグマッチではありますが、今回のライブ配信もテレビ放送はなく、dtv・ひかりTVでの独占配信のみです。現在その他の配信サービス(WOWOW、ABEMAなど)による配信は予定されておらず、当日はかなりのアクセスが集中することが予想されます。

bet-channel_300世界バンダム級4団体王座統一戦の展望は「ベットチャンネル」をご覧いただきながら詳細のご紹介をさせていただきます。

圧倒的な強さで井上尚弥のKO勝利予想!

井上尚弥

全階級の中でも特筆すべき強さを持つ井上に対する評価は世界でも高く、既に勝利予想ではバトラーに圧倒的な差をつけています。今年6月にさいたまスーパーアリーナで行われたWBC同級王者ノニド・ドネアに2R KOで勝利した試合も記憶に新しく、井上の注目度を更に押し上げました。

現在のオッズは、井上の勝利に1.03倍、バトラーの勝利に11.40倍の大差がつく「鉄板オッズ」となっています。更に、井上のKOラウンド予想では2Rが3.24倍とその桁違いのパンチ力とスピードから早い展開でのKO勝利が予想されます。ですが、対するバトラーも前試合では不利な予想を覆し勝利したこともあり、世紀の番狂わせを起こす波乱の展開となる可能性も捨てきれません。

【世界バンダム級4団体王座統一戦 対戦オッズ】
2022-12-09 16.30のイメージ
※オッズは9日午後19時現在

【井上尚弥 KOラウンド予想オッズ】
2022-12-09 19.02のイメージ 2
※オッズは9日午後19時現在

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バトラー勝利の番狂わせは起こるのか?

“童顔の暗殺者”のあだ名を持つバトラーは、1988年11月生まれの34歳。2010年12月にデビューし36戦34勝(15KO)2敗の戦績で、14年6月にはIBF世界バンタム級王座を獲得しています(同王座はスーパーフライ級に転向するため返上)。現在保持するWBO王座は今年4月に獲得したもので、バトラーは王者初戦で井上と対戦することになります。今回の対戦に勝てば、バトラー自身が4団体統一王者となるため、勝利への意気込みは井上にも負けないものがあるでしょう。

圧倒的不利な下馬評のなかで「アンダードッグ(負け犬)」を自認するバトラーですが、自身は奇跡のアップセットを実現するゲームプランを持っているようです。来日後の公開練習でも歴史的一戦に向けて万全のコンディションを見せており、過去の115ポンド(スーパーフライ級)と118ポンド(バンタム級)のエリート選手との戦歴からも、そのスキルは決して油断できないレベルにあります。

一方、井上はスピードとパワー、テクニックを兼ね備えており、いまだ更なる進化を続けています。ドネアとの第1戦では目を負傷するアクシデントもありましたが、それすらも乗り越えて勝利しており、現時点で死角は見当たりません。バンタム級初の4団体統一という世界が注目するタイトルでさえ“モンスター”にとっては通過点に過ぎないのかもしれません。世界の予想を覆し、バトラーが井上に勝利することがあれば、後世長く語り継がれる『世紀の番狂わせ』となるでしょう。

ポール・バトラー