3月29日、いよいよプロ野球セ・パ両リーグの公式戦が開幕します。昨年はセ・リーグの阪神タイガースとパ・リーグのオリックス・バファローズとの頂上決戦の末、阪神が1985年以来38年ぶり2度目の日本一に輝きました。昨季とほぼ変わらない布陣で勢いそのままに、球団史上初の連覇に挑みます。オープン戦では1勝11敗1分で12球団最下位と苦戦を強いられていますが、名将・岡田監督の指揮のもと再び頂点に立つことができるか期待が高まります。そして頂上決戦では阪神に惜しくも負けを喫したオリックスは、リーグ4連覇と日本一奪還に臨みます。今シーズンはどのような熱いドラマが待っているのか、今シーズンもプロ野球から目が離せません。
プロ野球レギュラーシーズンの展望は「ベットチャンネル」でご覧頂きながらご紹介に移りたいと思います。
球団史上初の連覇がかかる阪神タイガースは今シーズンも独走できるか?
昨年の覇者である阪神タイガースは、球団史上初の連覇を目指します。連覇達成に向けた外国人選手の活躍や新たな戦術に注目が集まりますが、強力投手陣による攻撃的投球は今季もセ・リーグ各球団にとっては脅威となります。オープン戦での不振が心配されますが、新たなシーズンに向けてのマインドセットが重要なポイントとなりそうです。昨年話題となったスローガン「A.R.E」に継続を意味する「GOES ON」という言葉を加えて、「A.R.E. GOES ON」を掲げ連覇達成に挑みます。
そんな阪神タイガースと開幕戦で戦う巨人は、昨季阪神に大惨敗を喫しましたが、阿部新監督になりチームの雰囲気がガラリと変わりました。若い選手のやる気をうまく引き出しつつ、妥協しない厳しさも見せ、思いきった采配や起用に期待がかかります。戦力不足だった投手陣は、特にリリーフ陣の補強を積極的に敢行し、着々と戦力を整えています。昨季のリベンジに燃える巨人は新監督の指揮のもと2020年以来のリーグ優勝を果たすことができるでしょうか?
セ・リーグ優勝予想オッズ
連覇を狙う阪神タイガーズは、セ・リーグの優勝最有力候補の予想オッズ2.07倍です。日本シリーズ優勝予想でも3.50倍の優勢予想となっています。主力メンバーの顔ぶれに大きな変化は無く、安定した戦力での連覇達成とチームの黄金期到来となるか大きな注目が集まります。そして、対抗馬となる巨人が3.24倍の予想です。補強した投手陣と、成長した野手陣で阿部新監督がどのような采配を振るうか注目です。自慢の攻撃力で3年ぶりのV奪還を目指すヤクルトは6.65倍の予想です。
【プロ野球2024:セ・リーグ優勝予想オッズ】
※オッズは26日午後3時現在
【プロ野球2024:日本シリーズ優勝予想オッズ】
※オッズは26日午後3時現在
4連覇を狙う黄金時代を迎えたオリックスを阻止するチームは?
3年連続のリーグ優勝を飾ったオリックス・バファローズは、2人合わせて27勝、294イニングを稼いだエースの山本由伸、山﨑福が抜け、その穴は大きいことが予想されます。それでも投手陣の層は充実しており、侍ジャパンとしてWBCで活躍した宮城大弥ら若手にとっては大きなチャンスでもあり、新戦力の台頭に期待が集まります。また、FAで西川龍馬が加入し、打線も強化されました。更に強くなったオリックスはリーグ4連覇を狙います。
オリックスの対抗となることが予想されるソフトバンクには、こちらも侍ジャパンとして活躍した山川穂高が加入し、新天地での活躍を期待されます。過去3度のホームラン王に輝いた山川はオープン戦でも出場した16試合で、打率3割6厘、3本塁打、9打点の結果を残しました。今シーズンから小久保裕紀監督が指揮をとり、2020年以来4年ぶりとなるリーグ優勝と日本一奪還を目指します。
パ・リーグ予想オッズ
山本と山﨑が抜けた穴を埋められるか注目が集まりますが、リーグ4連覇を狙うオリックスは優勝予想オッズ2.73倍と最有力予想です。昨季はセ・リーグ王者の阪神との59年ぶり関西シリーズで惜しくも連覇をのがしましたが、4連覇と日本一奪還を達成できるか注目です。オリックスに続くのが新監督の采配と山川の加入に大きな注目が集まるソフトバンクで、2番人気の2.90倍の予想です。攻撃陣が活性化したことでオリックスからリーグ優勝を奪還できるでしょうか?今シーズン頂点に立つのはどのチームか、優勝を懸けて各球団しのぎを削ります。