日本時間の3月28日(日)アメリカ・ラスベガスのUFC APEXで『UFC260』が開催される。世界の強さを磨き上げた者たちの憧れの場所、自分の強さを見せつける為に金網のフェンスで囲われた8角形の試合場に集まる。全10試合を予定していたがUFC世界フェザー級タイトルマッチの延期が決定したため、全9試合の開催となります。
それでは、メインカードの展望ともにブックメーカー「Pinnacle」が発表しているオッズともに確認していきましょう。
3年2カ月ぶりの再戦、ガヌーの執念はいかに?
メインカードはスティペ・ミオシッチ対フランシス・ガヌーの5分5Rヘビー級タイトルマッチです。王者であるスティペ・ミオシッチは3年2カ月ぶりのフランシス・ガヌーの再戦を迎え入れることとなります。ガヌーにとっては3年2カ月は非常に長かったと言えるでしょう。力をつけてきたと言えるのかそれともガヌー自身が強すぎて相手にも及ばなかったのか直近の4試合はカーティス・ブレイズ、ケイン・ヴェラスケス、ジュニオール・ドスサントス、ジャルジーニョ・ホーゼンストライクを1Rで秒殺でKOしています。世界的にもトップ選手である4人を秒殺しているというのもあり、ガヌーの強さを表しているのではないでしょうか。
そして、その他の対戦カードのオッズをブックメーカー「Pinnacle」が発表していますので確認してください。
【UFC260対戦カード】
当日に組まれているカードは全9試合で対戦カードは以下となります。
メインカード:
ヘビー級タイトルマッチ
・スティペ・ミオシッチ対フランシス・ガヌー
ウェルター級マッチ
・タイロン・ウッドリー対ビセンテ・ルーケ
バンタム級マッチ
・ショーン・オマリー対トーマス・アウメイダ
女子フライ級マッチ
・べドロ・ムニョス対ジミー・リベラ
ミドル級マッチ
・ジリアン・ロバートソン対ミランダ・マーベリック
ライト級マッチ
・ジェイミー・ムラーキー対カーマ・ワーシー
プレリム:
ウェルター級マッチ
・ジャレッド・グッデン対アブバカル・ヌルマゴメドフ
ライトヘビー級マッチ
・モデスタス・ブカウスカス対ミハル・オレクシェイチュク
フェザー級マッチ
・シェーン・ヤング対オマール・モラレス・フェレール
アーリプレリム:
ミドル級マッチ
・マルク・アンドレ・バリオー対アブー・アツァイター
王者のスティペ・ミオシッチは挑戦者を静かに待ち構える
暫定王者のスティペ・ミオシッチはトップ選手となった今でも派手な生活を好まず堅実な生活をし、真面目な性格の持ち主だという。ミオシッチはレスリングとボクシングから転向し今に至ります。プレースタイルでいうとヘビー級に珍しいスタミナがあり長期戦で持ち堪える力があり、最後まで追い込みをかける最後に仕留めることを得意とします。対戦オッズではミオシッチが2.130倍です。対するガヌーは1.769倍と挑戦者であるガヌーが優勢となっています。リーチでもガヌーが長くまだまだスタイルが読めないところではありますが、長期戦で引っ張りたくないガヌーが瞬発的に仕留めるという可能性が高いのではないでしょうか。試合をこなす度に化けて行くガヌーや見どころたっぷりの対戦です。