【ウィリアムヒル】サイクルロードレースの最高峰「ツール・ド・フランス」が26日に開幕。激闘レースの展望は?

ツール・ド・フランス2021

日本でもこの10年ロードサイクルブームの熱気が冷めやらぬ中、日本でも1番の知名度「ツール・ド・フランス」が今年もやってきました。ロードサイクルの人気が出て来ても尚、競技についてはまだまだ馴染みがない方はたくさんいると思います。世界中で他の自転車レースには興味がなくてもツールだけは熱狂的に応援するファンが多数存在しており開催規模や放映される国の多さ、参加する選手の国籍の多彩さなどから見ても世界屈指のスポーツ競技大会であるので間違いありません。もちろん世界最大の自転車レースと言えるでしょう。総合優勝をはじめとした各賞のステータスが非常に高いことはもちろん、各ステージの優勝は他のビッグレースでの優勝に匹敵する価値があります。

昨年のレースはコロナ禍により8月から開幕し9月20日に閉幕と時期をずらしての開催でした。日本の湿度はないものの時期がずれての開催は選手たちのリズムを少なからず狂わせたことでしょう。昨年はタデイ・ポガチャルが若き王者となり周囲を沸かしました。今年の開催時期はオリンピックによって例年より1週間早い開催となります。今年はどんなドラマが待っているのでしょうか。

ウィリアムヒル今年のレース展望を「ウィリアムヒル」でご紹介します。

【ツール・ド・フランス2021単勝オッズ】
ツールドフランス
※オッズは23日午後12時現在

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毎年ながら今年も壮絶かつ過酷なコースレイアウト

タデイ・ポガチャル

「ツール・ド・フランス」といえば知名度だけでなく、クライマックスではパリのシャンゼリゼを走り去る光景はいつもあるシャンゼリゼ通りと顔つきが変わり、またあの都会の通りを大勢のロードバイクが通過する何とも言えないミスマッチのようでありながらもマッチするようにも感じ趣があります。そのクライマックスは今年は7月18日(日)で幕を閉じます。

今年は自転車が盛んなブルターニュ地方にあるブレストで開幕、大会第1週でアルプス山脈、第2週から第3週にかけてピレネー山脈へと進んでいき大勢がシャンゼリゼを目指します。今大会最大の目玉と言われるのが第11ステージと言われていて、「プロヴァンスの巨人」と呼ばれる難峠モン・ヴァントゥを2度登ってから下るという地獄のようで且つ過酷なレイアウト。17、18ステージと山頂フィニッシュが続く中、第20ステージは平坦基調31kmの個人タイムトライアルでマイヨ・ジョーヌ争いは佳境を迎えます。そんな最初から最後まで壮絶なコースの優勝を勝ち取るためにフランスに集結します。

注目はスロべキア対決か?

今年のレースも出場選手が豪華で始まる前から温度が上がっています。その中でも注目は昨年激闘を制したポガチャルで1番支持が高く2.37倍です。スロべキア対決にも注目されておりプリモシュ・ログリッチは2番目に支持が高く3.00倍です。また上位支持ではないものの自身9度目のツール・ド・フランスへ挑むクリストファー・フルームも勿論外せません。オッズは151.00倍で優勝というと首を縦に振りにくいところがありますが、経験がありステージごとに進化するフルーム選手の勇姿を見届けたいと思います。

プリモシュ・ログリッチ