10月4日に中山競馬場で行われる「スプリンターズS」（G1、1200㍍・芝）短距離王決定戦・スプリンターズSと、高松宮記念の重要な前哨戦として位置付けられ、ナックビーナス4年連続2着の記録もあるGⅢオーシャンSです。スプリンターズSはタフさ・スピードの両方を兼ね備えた実力馬が栄冠を手にするができ、スプリントのG1レースとしてふさわしいコースといっても言い過ぎではありません。
以前のスプリンターズSは有馬記念の前週から秋のG1シリーズ開幕戦にあたる4回中山最終日に移りました。2000年以降は高松宮記念とスプリンターズSの両方を制覇した馬はトロットスター、ローレルゲレイロ、ロードカナロア、ファインニードルの4頭です。今年はというと高松宮記念の1、2着ダノンスマッシュ、レシステンシアがそろって参戦します。ダノンスマッシュの2勝に輝くかそれを阻止できるのかそこが見ものです。スプリンターズSの登録馬は以下の通りです。
スプリンターズSの登録馬一覧：
・アウィルアウェイ
・エイティーンガール
・カイザーメランジェ
・クーファウェヌス
・クリノガウディー
・シヴァージ
・ジャンダルム
・ショウナンバビアナ
・タイセイビジョン
・ダイメイフジ
・ダノンスマッシュ
・ピクシーナイト
・ファストフォース
・ボンボヤージ
・ミッキーブリランテ
・メイケイエール
・モズスーパーフレア
・ヨカヨカ
・ラヴィングアンサー
・レシステンシア
・ロードアクア
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【スプリンターズS2021単勝オッズ】
※オッズは２７日午後２時現在
春秋連覇へ挑むダノンスマッシュ、充電フル満タンか？
高松宮記念覇者ダノンスマッシュが、春秋短距離G1制覇に挑みます。前走の前走のチェアマンズスプリントプライズでは6着と残念な結果に終わりましたが今回は5カ月半ぶりの実戦です。休養はバッチリですがブランクの不安視は全く無しの2番人気の3.50倍です。2走前の高松宮記念では今回もライバルとなるレシステンシアとの激闘を首差で制し、香港スプリントに続き輝かしい勝利を飾りました。同レースは一昨年3着、昨年2着と惜敗が続いていますのでリベンジ・春秋連覇に向けて期待が高まります。
ダノンスマッシュと対照的にレシステンシアは完璧とも言われる仕上がりと言われています。高松宮記念とは違いモデルチェンジしたとも言える美しい体つきは見るだけで制覇を語っているかのようです。人気も1番人気で2.20倍でダントツ人気です。3番人気は、ピクシーナイトで6.00倍です。直近2レースは2着、2着と悔しい結果に終わっています。評価としては苦い評価が多いですが今年の3歳世代は違うと見せてくれるでしょうか。レシステンシア、ダノンスマッシュの1、2フィニッシュになるか。それともダノンスマッシュの2連覇か。
注目のアウィルアウェイの破壊力はいかに？？
昨年のシルクロードS（GIII）覇者であり、それ以降は勝ち星から遠ざかってはいますがハマったときの破壊力がメンバートップといえば、アウィルアウェイのことです。9番人気で26.00倍で大穴にはなりますが今年のスプリンターズSへ滑り込みで出走が決まりましたのでここから波乱の目になるか。この運の強さと戸崎圭太とのペアで優勝を挑みます。
穴馬予想はシヴァージで51.00倍です。スタートが遅いので期待をした人は肩を落としそうですが暴走して、最後の直線では内側の進路を塞ぎながら走るので、非常に他の馬からすれば走りにくい邪魔な存在です。そこがシヴァージにとっては隙を見つけて爆走してくれれば勝算はあるといえます。
