全米大熱狂のアイスホッケーNHLのシーズンがやってきました。今シーズンは10月12日にレギュラーシーズンがスタートします。昨シーズンはパンデミックの影響から時期をずらし今年の1月13日からスタートし、7月にシーズンが閉幕しました。今年は例年通りのスケジュールに戻りシーズンが開幕します。昨シーズンはタンパベイ・ライトニングが優勝し2連覇をすることができました。今シーズンの優勝し異例の3連覇を達成することができるのでしょうか。また今シーズンから
シアトル・クラーケンが加入し、全32チームで戦うことになり、更なる盛り上がりを予想されます。
リーグ予想展望を「ピナクル」でご覧頂きながらご紹介に移りたいと思います。
新加入のシアトル・クラーケンとは？
先述でもありますが今季のNHLで最大の注目であり明るいニュースは今シーズンから加入・誕生したシアトル・クラーケン（Seattle Kraken）です。今年創設し、そして32番目のチームとしてNHLで戦うわけです。「クラーケン」とは、北欧のノルウェーなどで言い伝えられている海に棲む怪物が由来しその怪物をチーム名にしたシアトルが今季からNHLに加盟することで、NHLは32チームの体制に拡大しました。ウェスタン・カンファレンスのパシフィック・ディビジョンに編入されます。北米4大スポーツの中では、NFLと肩を並べるほどになったと言うわけです。
気になるチーム内の選手の構成ですが、もちろん始動して選手がいなければ話になりません。また選手が簡単に集まるとは言い難いので、準備を進めている段階でプロテクトをされていない選手を、他チームから1人ずつ指名し、選手を供給してもらう「エクスパンション ドラフト」に臨み、戦力を強化しました。それとともに、すぐさまシアトルの一員となった選手の背番号を発表し、さらに選手と同じデザインのジャージの販売をスタートし着々と進めてきました。移籍してきた選手についても、希望を聞くなどしてジャージの背番号を決め、ジャージや、ホッケーグッズの販売につなげていきました。
そんな新チーム「シアトル・クラーケン」の実力を試される時がやってきました。シアトル・クラーケンの初代コーチは日本代表の元コーチとしても敏腕で評価されたアンドリュー・アレンです。日本で活躍したのちに2015年からNHLの指導者に転身し今季シアトル・クラーケンのヘッドコーチとして就任しました。新チームが強くなるまでに何年もかかると言われていますがベガス・ゴールデンナイツが初年にスタンレーカップに行った例もわずかですがありますので、なかなかスポーツチームに恵まれないシアトルの不運を吹き飛ばしてくれるでしょうか。
今年も優勝は3連覇狙うタンパベイ・ライトニング！
まずは各地で開催されるリーグ戦を勝ち抜き、各ディビジョンでプレーオフ圏内に進出することが全チームの目標となるわけですが、カンファレンス優勝を2連覇し3連覇を狙うタンパベイ・ライトニングはイースタン・カンファレンス優勝ではぶっちぎりのオッズで4.180倍です。スタンリーカップではコロラド・アバランチの6.060倍が有利となっていますがそこに続いてのタンパベイ・ライトニングが8.850倍と支持が高いです。新加入のシアトルが参入しているウェスタン・カンファレンス優勝にはコロラド・アバランチが3.280倍とずば抜けて支持が高く、シアトル・クラーケンは23.220倍と決して上位予想となるのは茨の道ではありますが、加入年にカンファレンス優勝という伝説も期待が高まるところです。
【2021-2022NHL イースタンカンファレンス優勝オッズ】
※オッズは６日午前１１時現在
【2021-2022NHL ウェスタンカンファレンス優勝オッズ】
※オッズは６日午前１１時現在
【2021-2022NHL スタンリーカップ優勝オッズ】
※オッズは６日午前１１時現在
