今週日曜日、6月6日に開催される安田記念が東京競馬上（G1、1600㍍・芝）で行われます。また土曜日には、宝塚記念の前哨戦・鳴尾記念賞が行われます。中央競馬における上半期のマイル王決定戦として位置づけられているG1競走であるが出走予定の馬や優勝候補はどのようになっているのでしょうか。
有力馬が揃う短距離レースの安田記念ですが、今年もまた強者揃いの模様です。昨年は大本命のアーモンドアイが連覇ならず優勝を勝ち取ったグランアレグリア、程なくしてみんなから惜しまれてのアーモンドアイの引退でした。今年はどのようなレース展望になるのでしょうか。
詳しいレース展望は「1xBit」をご覧頂いてのご紹介にまいりたいと思います。
【安田記念2021単勝オッズ】
※オッズは１日午前６時現在
1番人気は連覇を狙うグランアレグリア
今回の1番人気は依然としてもグランアレグリアで1.25倍で圧倒的に高い支持を集めています。昨年は現役最強と言われたアーモンドアイに正攻法でしっかり取られ引き離しました。そしてアーモンドアイですら安田記念を2連覇をグランアレグリアが成し遂げたとしたら更なる偉業であることでしょう。
2番人気はサリオスの6.00倍で19年の朝日杯の覇者で重賞レースの優勝はこれまで3回となりなかなかそこから結果振るわずの状態ですので、このレースにかける想いは強い。3番人気のインディチャンプは7.00倍です。一昨年優勝、昨年3着と3年連続での出走を予定しています。前走での高松宮記念では3着でゴールしまずまずの結果でした。去年グランアレグリアに惜敗したリベンジなるか。またレース疲れの出ない感覚が十分にあるため健闘を祈りたいところです。出走予定の馬は以下になっています。
♢グランアレグリア
♢サリオス
♢インディチャンプ
♢シュネルマイスター
♢ラウダシオン
♢ケイデンスコール
♢ダノンプレミアム
♢カテドラル
♢ダノンキングリー
♢カラテ
♢ギベオン
♢カデナ
♢ダイワキャグニ
♢トーラスジェミニ
♢ビッククインバイオ
大穴はカテドラルにギベオンか？
人気としては下位のカテゴリーには入るカテドラルであるがオッズは51.00倍で期待としては薄いとはいえます。母馬の母アニマトリスはマルレ賞の勝ち馬であり、遺伝子的にも斬れ脚質にしたようなマイラーに完成しています。中距離では力んで力及ばずでは有りましたがマイルの走りがすっかり板につきました。年齢でも5歳でこれからというところでも有りますので上手くポジション取利をすれば食い込めるではないのでしょうか。
またギベオンも66.00倍で支持しにくいオッズではありますがギベオンは輝かしい血統の持ち主で近親に北米短距離G1を2勝したポメロイがいる。ディープ産駒だがタメて差すタイプではなく自分のペースで押し切るタイプですが当日のレースに合う状態であればレースを制することでしょう。
