14日に福岡国際センターにて2年ぶりの九州場所が開催されます。例年の地方場所になると力士らが続々と場所入りしていき、周辺の飲食店にはちょんまげの人がちらほらなんていうこともありますが、まだまだコロナウイルス感染症に注意しながらの開催のため場所入りしても隔離生活と厳しい制度の状態のようです。
前回は白鵬が引退し相撲界の一つの世代が終わり次の風が吹くというムードになりました。白鵬が横綱になったのが2007年で概ね5年間以上は白鵬の時代を築いていたわけです。その前になると朝青龍であったりしていたわけですが、次の時代は照ノ富士ということになります。前の横綱の存在が大きいだけにプレッシャーもおそらくあるところでしょうがせっかく手にした「一人横綱」このままいい成績を残していってもらいものです。
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一人横綱照ノ富士の今場所への想い
先述にもありましたが照ノ富士が現在の横綱でただ一人となります。しかしながらモンゴル出身の最強伝説の3代目とも言えようモンゴル出身の照ノ富士への期待は大きいでしょう。その期待の照ノ富士のオッズは2.73倍でダントツトップの支持になっています。
次には時津風部屋の正代が4.94倍で2番目に人気です。熊本出身の正代は初めて大関として“凱旋”になります。2019年まで九州場所はすべて勝ち越ししていてホームとの相性はバッチリです。優勝はもちろんですが、横綱への道にしっかり進んでいくしかありません。
また最近の正代の相撲は面白くないと囁かれていますので汚名返上となるでしょうか。貴景勝は5.47倍で3番目の支持です。2018年は初優勝、東京開催となった昨年は2度目の優勝を飾りました。大関勢が上に押し上げに来るか期待したいです。
【大相撲九州場所優勝オッズ】
※オッズは１１日午後１時現在
日本国籍を取得した逸ノ城、日本人として初めての本場所へ
9月29日に日本国籍を取得した逸ノ城は師匠の湊親方（元幕内湊富士）から名字をもらい、「三浦駿（たかし）」となって初めての本場所を迎えます。13場所ぶりに三役へ復帰した9月の秋場所は8勝7敗と勝ち越し今場所は大関になるために一歩。また優勝も狙ってないわけがありません。オッズは15.60倍と優勝に近いというと近くはありませんですが、新生 逸ノ城として一味違うぞと意気込みがみられるでしょう。
