12月12日〜22日にかけてサウジアラビアにて『FIFAクラブワールドカップ サウジアラビア2023』が開始されます。今大会はFIFAが主催するクラブチームによるサッカーの世界選手権大会で、6大陸王者に開催代表を加えた7チームがトーナメント方式で優勝を争います。アジアからはAFCチャンピオンズリーグ2022を制した“アジア王者”である浦和レッズが参加し、12月15日にプリンス・アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアムにて北中米代表のクラブ・レオンと対戦します。この試合に勝利すると、準決勝でチャンピオンズリーグ2022-23を制した“ヨーロッパ王者”のマンチェスター・シティと激突します。クラブ世界一の座をかけた激戦を制するのはどのチームでしょうか?
参加チームは以下の通りです。
AFCチャンピオンズリーグ2022優勝チーム:浦和レッズ(日本)
CAFチャンピオンズリーグ2022/23優勝チーム:アル・アハリFC(エジプト)
CONCACAFチャンピオンズリーグ2023優勝チーム:クラブ・レオン(メキシコ)
CONMEBOLリベルタドーレス2023優勝チーム:フルミネンセFC(ブラジル)
OFCチャンピオンズリーグ2023優勝チーム:オークランド・シティ(ニュージーランド)
UEFAチャンピオンズリーグ2022/23優勝チーム:マンチェスター・シティFC(イングランド)
開催国代表:アル・イティハドFC(サウジアラビア)
FIFAクラブワールドカップ サウジアラビア2023の展望は「bet365」でご覧頂きながらご紹介に移りたいと思います。
3冠達成のマンチェスター・シティーが優勝大本命か?
今大会の優勝大本命は悲願のチャンピオンズリーグ優勝を達成し、クラブワールドカップ初出場となるマンチェスター・シティで予想オッズは1.28倍です。準決勝から登場するマンチェスター・シティの登録メンバーには、ザ・ベストFIFA男子最優秀選手2023にノミネートされているロドリ、ベルナルド・シルバ、フリアン・アルバレス、アーリング・ハーランドら、主力選手が順当に入りしました。なかでも、昨季の公式戦53試合で52ゴール9アシストを記録しプレミアムリーグ、チャンピオンズリーグ、FA杯の3冠獲得に大きく貢献したアーリング・ハーランドのプレーに注目が集まります。ベストメンバーで世界一を目指すマンチェスター・シティは初出場で優勝を掴み取ることができるでしょうか?
2番人気は南米王者のフルミネンセで6.00倍の予想です。コパ・リベルタドーレスでは、ボカ・ジュニアーズとの延長線を制し、初の南米王者に輝きました。こちらも初挑戦となるクラブワールドカップで、2012年のコリンチャンス以来11年ぶりとなる南米勢の優勝を目指します。
開催国王者として初優勝を狙うアル・イテハドは、予想オッズ3番人気の13.00倍です。14年間レアル・マドリードで数々のタイトル獲得に貢献し、2022年にはバロンドールも受賞したカリム・ベンゼマや、エンゴロ・カンテ、ファビーニョらビッグネーム3選手が揃い、その活躍に注目が集まります。
【FIFAクラブワールドカップ サウジアラビア2023優勝予想オッズ】
※オッズは10日午後3時現在
浦和レッズは初戦でクラブ・レオンを撃破することができるのか?
日本クラブ史上最多出場の浦和レッズの予想オッズは34.00倍です。アジア王者として今大会に挑む浦和レッズですが、チームの主将でもある酒井宏樹やルヴァン杯でニューヒーロー賞にも輝いた早川隼平らが負傷離脱中のため今大会の欠場が決まりました。本職の右サイドバック不在の状態ですが、J1最終節で初得点を記録した元日本代表の中島翔哉や、先月までに負傷離脱のあった日本代表の伊藤敦樹らのプレーに期待が集まります。また、今季限りでの退任が発表されているスコルジャ監督にとって、最後の仕事となる今大会でどのような結果を迎えるのか注目です。
そして、15日の初戦で浦和と対戦するクラブ・レオンも優勝予想オッズ34.00倍です。初戦の予想オッズは、レオン2.20倍、引き分け3.40倍、浦和レッズ3.20倍と浦和劣勢の予想です。過去大会での戦績は2007年3位、2017年5位。3度目の挑戦で世界の強豪クラブを撃破し、頂点に君臨することができるでしょうか?
【FIFAクラブワールドカップ サウジアラビア2023:クラブ・レオンvs浦和レッズ試合予想オッズ】
※オッズは10日午後3時現在