MLBオールスター開幕!日本人選手はマリナーズの岩隈投手が出場
野球ファンにはたまらない「一日」が間もなくです!
メジャーリーグ(MLB)の年1回のお祭り「オールスター」が、日本時間の17日(水)午前10時からニューヨークメッツの本拠地シティフィールドで行われます。日本人選手としては今季これまで8勝を挙げているマリナーズの岩隈久志が選ばれています。レンジャーズのダルビッシュ有も選ばれていましたが、故障者リスト入りしたために残念ながら出場辞退となってしまいました。
オールスター出場選手を決める時に、投手だけはファン投票では決まりません。野手はファン投票で各ポジション1位の選手が自動的に選抜されますが(残りは選手間投票と監督推薦)、投手だけは選手間投票と監督推薦の2つの方法で決まります。普段、スタジアムで戦っているもの同士で決めるので、今シーズンで最も実力を見せ付けた選手たちが「フィールド目線」で選ばれるわけです。その中で日本人投手が2人選ばれたので、改めて日本人投手のレベルの高さを感じました。
「34人目の男」では、残念ながらレッドソックスの上原浩治投手は5人のうち4位となり、選出されませんでした。それでも、ノミネートされるだけでも認められている証拠なんですけどね。岩隈だけが日本人投手として出場しますが、開幕13連勝をマークしたマックス・シャーザー(タイガース)などのピッチングも期待大です!
アメリカンリーグ(ア・リーグ)もナショナルリーグ(ナ・リーグ)も早々たるメンバーが、ニューヨークに集います。どっちがすごいの?はっきり言います。どっちもすごいんです!!どんな選手たちがオールスターに出場するかは、他に譲るとして、私はオールスター前日(日本時間16日午前9時)に行われる「ホームランダービー」でそのすごさを見ていきたいと思います。
ホームランダービーとは、1985年から始まった「誰が最もホームランを打てるのか?」を競うイベントです。ア・リーグとナ・リーグからそれぞれ長距離砲が4人ずつ出場し、トーナメント戦で優勝を競います。打者は打ちやすいボールを投げてもらい、ひたすらホームランを狙います。スイングした打球がホームランにならなければ1アウトとカウントされ、10アウトになるまでチャンスがあります。1回戦で上位4人が準決勝へ進み、準決勝は1回戦のホームラン数も合算し、その数が最も多い2人が決勝で戦います。決勝は、準決勝までのホームラン数は持ち込まれません。決勝でホームランを多く放った方がチャンピオンになります。
では、このホームランダービーに誰が出場するのか?選手名と今シーズンの成績(7月15日現在)を紹介します。
【ア・リーグ】
ロビンソン・カノ(ヤンキース):打率.300、本塁打 21、打点 65
プリンス・フィールダー(タイガース):打率.267、本塁打 16、打点 69
クリス・デービス(オリオールズ):打率.315、本塁打 37、打点 93
ヨエニス・セスペデス(アスレチックス):打率.225、本塁打 15、打点 43
【ナ・リーグ】
デヴィド・ライト(メッツ):打率.304、本塁打 13、打点 44
ペドロ・アルバレス(パイレーツ):打率.250、本塁打 24、打点 62
マイケル・カダイヤー(ロッキーズ):打率.330、 本塁打16、打点 55
ブライス・ハーパー(ナショナルズ):打率.264、本塁打 13、打点 29
ア・リーグからは、昨年のホームランダービー覇者のフィルダー(タイガース)が連続優勝を狙います。また、ア・リーグ本塁打争いを独走するデービス(オリオールズ)が成績から見ても最有力という見方もできます。ナ・リーグからは、ハーパー(ナショナルズ)が史上 2番目の20歳 272日の若さで出場します。20歳の若武者がどのような力を見せてくれるのか楽しみですね。出場選手の紹介映像がありましたので、下記画像をクリックしてもらえば、よりホームランダービーをイメージしやすいと思います。
これまでのオールスターの対戦成績は、ナ・リーグの43勝38敗2分です。この3年はナ・リーグが勝利を収めています。では、一夜限りのオールスターはどちらが勝つの?日本語対応のあるブックメーカー「10Bet」は、ナ・リーグが勝つ:1.76倍、ア・リーグが勝つ:2.10倍というオッズをはじき出しています(15日午後4時現在)。
日本時間の16日午前9時からホームランダービー、17日午前10時からオールスターは、「GyaO!」で生中継が見ることができます(共に放送は午前9時からの予定:http://gyao.yahoo.co.jp/mlb/live/)。ホームランダービーを見て勝敗を予想するのもいいですし、オールスターを機会にブックメーカーで遊んでみるのも一層興奮できる体験が得られると思います。『ブックメーカー情報局』のホームページ上部に、オールスターまでのカウンターが設置されています。着々と決戦の日が近づいていますね。
第15ステージはマイヨジョーヌのフルームが制し、タイム差拡大!
ツール・ド・フランスは14日、今大会最長区間となる第15ステージ(242.5キロ)が行われ、クリス・フルーム(イギリス)が5時間48分45秒で第8ステージ以来2回目の山岳ステージ優勝を果たしました。フルームは総合首位を表す「マイヨジョーヌ」をキープするとともに、2位以下に4分以上の差をつけ、独走態勢に入りました。
日本語対応のブックメーカー「10Bet」の総合優勝予想オッズも、フルームに1.06倍を付けています(15日午後4時現在)。第15ステージ終わって4分25秒差で総合3位のアルベルト・コンタドール(スペイン)に2番目となる12.0倍のオッズを付けるほど、フルーム断然有利を予想しています。
山岳ステージは、その名の通り山を登ったり下ったりするコースが用意されており、アップダウンが激しいステージとなります。クライマーと呼ばれる選手がこのコースを得意としており、平坦のステージとはまた違ったレースを見ることができます。この山岳ステージの最優秀クライマーに送られるのが「山岳賞」で、白地に赤い水玉模様のジャージ「マイヨ・ア・ポワ・ルージュ」を着用する権利が与えられます。
「山岳賞」は、峠の頂上付近に設定された山岳賞地点の通過順位によって山岳ポイントが与えられ(最大40ポイント)、山岳賞地点は登り坂の勾配と長さといった難易度によりカテゴリー分けされており(カテゴリー超級からカテゴリー4級まで5段階)、それに応じて点数が決められています。
「マイヨジョーヌ」のフルームは、この「山岳賞」でも第15ステージ終了時点で83ポイントで首位なんです!つまり、フルームは「マイヨジョーヌ」(総合首位)であり「マイヨ・ア・ポワ・ルージュ」(山岳賞1位)でもあるのです。すごいですね!!
残り6ステージで、このままフルームが「2冠」を達成してしまうのでしょうか?本日15日は2度目の休息日でレースはありませんが、明日16日に山岳ステージである第16ステージ(168キロ)が行われます。ブックメーカーで予想を見てみましょう。
日本語対応のある「10Bet」は、第16ステージの優勝者を現在「マイヨヴェール」(ポイント賞1位)のペーター・サガン(スロバキア)に6.0倍のオッズを付けています。また、「山岳賞」予想ではフルームが2.6倍で最有力候補となっています(15日午後4時現在)。山岳ステージは第16ステージを含め4ステージが残されており、まだまだ「山岳賞」争いは予断を許しません。
下記の画像をクリックすると第15ステージのハイライト映像がご覧いただけます。山岳ステージをその目で確かめてみて下さい!