【M88】ツール・ド・フランスはフルームが首位キープ!日米の野球はオールスター開幕が間近

第11ステージはマルティンが制す

10日に行われた第11ステージ(個人タイムトライアル、33キロ)は、参戦したタイムトライアルが9連勝中で、世界タイムトライアル選手権王者のトニー・マルティン(ドイツ)が36分29秒の好タイムで優勝しました。クリス・フルーム(イギリス)が12秒遅れの2位に入り、総合首位を示す「マイヨジョーヌ」をキープしました。2箇所の中間計測地点ではフルームがマルティンのタイムを上回っていましたが、最後はマルティンが王者の意地を見せました。

マーク・カヴェンディッシュハプニングもありました。第5ステージで優勝したマーク・カヴェンディッシュ(イギリス)が、レース中に観客から尿をかけられたとAFP通信(フランス通信)が報じました。卵や「罵声」が飛んでくる光景は目にしたことがありましたが、尿が飛んでくる?とは一瞬言葉を失いました。レースをご覧になった方はわかると思いますが、レースをする選手と沿道の観衆との距離がものすごく近いんですよね。観客のマナーを信じた距離だと思うのですが、これにはとてもがっかりしました。第10ステージ(197キロ)で、カヴェンディッシュがトム・フィーラース(オランダ)と接触して落車させたことに、一部のファンが怒ったことが原因ではないかと見られています。

ツール・ド・フランス気を取り直しましょう。第4ステージ(22キロ)で紹介した「チームタイムトライアル」は、1チーム9人が一斉にスタートし、隊列を作りながらゴールを目指すものでした。今回の「個人タイムトライアル」は、第10ステージまでの総合順位が最下位の選手から、順番に一人ずつスタートし、33キロの道のりを一人で走破する自分との戦いのレースです。優勝したマルティンのような「タイムトライアルのスペシャリスト」と呼ばれる選手たちがその力を発揮し、タイムを稼ぐステージなのです。

下記の画像をクリックすると、「個人タイムトライアル」(第11ステージ)のレースダイジェストがご覧いただけます。通常とは異なる選手たちの「孤独な戦い」は必見です!第17ステージ(32キロ)にもう一度「個人タイムトライアル」が行われます。


第12ステージ(218キロ)は本日11日に行われます。「マイヨジョーヌ」をフルームがキープできるかに注目が集まりますが、前回(7月8日)で触れた「ポイント賞」について書いておきたいと思います。

マイヨヴェールのジャージ「ポイント賞」は、各ステージに設置されている「中間スプリント地点」およびゴール地点での通過順位に応じてスプリントポイントが与えられ、そのポイントの総計が最も高い選手に与えられます。総合タイム首位の選手には黄色のジャージを着用しますが、「ポイント賞」首位の選手には緑色のジャージを着てレースを行います。この緑色のジャージを「マイヨヴェール」と呼び、最終ステージ終了時点で着用権利を持つ選手が「ポイント賞」優勝となります。

第11ステージまでを終えた時点での「マイヨヴェール」は、ペーター・サガン(スロバキア)です。サガンは269ポイントを獲得し、2位の選手に80ポイント以上差をつけています。第12ステージの「中間スプリント地点」は、166キロ地点に設置されています。ゴール地点とともに両地点付近では、ポイントを稼ごうと順位争いは最も熾烈になります。「マイヨジョーヌ」に加えて「マイヨヴェール」争いにも注目してみてはいかがでしょうか?

m88第12ステージの展望を、日本語対応のあるブックメーカー「M88」で確認してみましょう。第12ステージ優勝最有力として、あの「尿」をかけられたカヴェンディッシュに2倍のオッズがついています。カヴェンディッシュは「ポイント賞」で166ポイントを獲得しており、現在3位です。「マイヨヴェール」のサガンは、12倍で4番目のオッズ予想となっています。ちなみに「マイヨジョーヌ」のフルームは、501倍となっています(11日午後3時半現在)。フルームは総合タイムで2位に3分以上の差をつけていますので、その貯金を使い過ぎないような安全なレースをすることでしょう。

メジャーリーグも日本のプロ野球も「オールスター」間近に

大谷 翔平夏の到来を告げる日本の風物詩―。夏の高校野球選手権の地方大会がぞくぞくと開幕し、甲子園を目指して各地で熱戦が繰り広げられています。選手として甲子園を目指していた元高校球児の私は、「夏=野球」という方程式が完成しています(笑)。いかがでしょう?

ダルビッシュ有野球といえば、イチローやダルビッシュ有が活躍するアメリカのメジャーリーグ(MLB)と、投手と野手を兼任する「二刀流」で話題を集め、昨日(10日)に初本塁打を放った大谷翔平や、甲子園優勝投手にもなった藤浪晋太郎らルーキーたちの活躍が目立つプロ野球が、まもなくオールスターを迎えます。

MLBのオールスターは、日本時間の17日(水)の午前10時からニューヨークメッツの本拠地のシティフィールドで行われます。プロ野球は19日(金)の19時05分から札幌ドームで開幕し、20日(土)、22日(月)と合計3試合行われます。

MLB ロゴMLBも日本のプロ野球もオールスター出場選手はほぼ出揃いました。ファン投票、監督推薦で出場選手が決まり、残るはMLBが「34人目の男」として最後の一人をファンによる最終投票で決めている最中です。その最後のイスを争う5人のリストに、ボストン・レッドソックスの上原浩治がノミネートされています。日本人選手はダルビッシュと岩隈久志が選出されましたが、ダルビッシュが右僧帽筋の張りのため故障者リストに入り、残念ながら出場辞退が発表されました。

お祭りムードが高まるオールスターが間もなく開幕するとはいえ、ペナントレースはまだ続いています。実は、MLBはもちろんのこと、日本のプロ野球のペナントレースもブックメーカーで勝敗などを予想することができるんです!オールスターについて書く前に、まずは意外と知られていないプロ野球の勝敗予想とオッズを見てみましょう。

NPB ロゴ日本語対応のブックメーカー「M88」は、本日11日にナイトゲームで行われるプロ野球セ・リーグのDeNA-広島戦、パ・リーグの楽天-日本ハム戦の2試合を、以下のようなオッズを付けています(11日午後5時現在)。

DeNA:2.00倍、広島:1.84倍
楽天:1.84倍、日本ハム:2.00倍

本日は2試合しかプロ野球は行われませんが、広島と楽天が勝つ可能性が高いと予想されています。「M88」を見てみると、MLBや韓国のプロ野球も対象になっているのがわかりますね。「えっ、ブックメーカーでプロ野球も遊べちゃうの!」と新たな発見になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

M88 野球 オッズ

次回は、開幕直前のMLBのオールスターのことについて書いてみたいと思います。「34人目の男」に上原投手が選ばれていることを願いながら。ちなみに、プロ野球のオールスター出場選手の最後の一人を決める「プラスワン投票」で、セ・リーグから広島の堂林翔太、パ・リーグからはソフトバンクの内川聖一が選ばれました。