26日からスタートするファーマーズ・インシュランス・オープンがトリーパインズGC(カリフォルニア州)にて開催されます。1952年にサンディエゴ・オープンとして始まった本大会。1968年から1988年までは歌手・俳優のアンディ・ウィリアムスが主催していた。その後はいすゞ自動車、シアーソン・リーマン、ビュイックがスポンサーとして勤めていたが、2010年からは保険会社のファーマーズ・インシュランスがスポンサーとなっており、歴史はなかなか長い大会であります。通称『West Coast Swing』でもある本大会、2022年に入りシーズンも本番というところですがどのようなドラマが待っているでしょうか。
新型コロナウィルスの影響もいい加減落ち着くと思いきや、今年も振り回されながらのスポーツ界となりそうです。また、今年は日曜日(30日)に行われるアメリカンフットボール(NFL)のカンファレンス選手権との重複を避けるため、今年は例年より1日前倒しにして水曜日(26日)に開幕、土曜日(29日)に決着します。アメリカはアメリカンフットボールのイベントがいかに重要かがわかります。
そんな今回の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」の大会展望は「bet365」の優勝オッズとご一緒にご覧いただきましょう。
松山はアジア人最多記録9勝目なるか?
16日米男子ゴルフのソニー・オープン最終日には2打差を追って最終組で回り、最終18番のバーディーで通算23アンダーにして、首位のラッセル・ヘンリー(米国)に追いついた。さらに、同じ18番でのプレーオフ1ホール目でイーグルを奪い、昨年10月以来3カ月ぶり、今季2勝目を劇的に決めた松山英樹は1週のオフを挟んでの出場となりタフな闘いが予想されます。
昨年9月に開幕した2021-22年シーズンはすでに2勝を挙げ、年間ポイントレースのフェデックスカップで堂々のトップの松山、同大会での自身最高位である2019年の3位が射程に入れば再び優勝争いに加わることができますし、今回の大会も全く気の抜けない一線となります。オッズは豪華トップ選手の中に食い込み5番目の支持で21.00番目で勝利に遠くないオッズですので日本人トッププレイヤーとしてベスト3内に入っていただきたいところです。
【ファーマーズ・インシュランス・オープン優勝オッズ】
※オッズは25日午前11時現在
前回不調のジョンラーム、挽回目指す!
現在賞金ランキング、世界ランキング共に1位を君臨しているジョン・ラームですが23日に開催されたザ・アメリカンエクスプレスで1位予想にも関わらず、最終日に「71」と伸ばせず最終的には14位タイに終わりました。ラームは2日目、PGAウェストのニクラス・トーナメントCをプレー。スタートの10番はバーディ発進したが、17、18番と連続ボギーで苛立ちと隠せずボヤいていることにも少し炎上してしまいました。そんな炎上にも負けず今大会も予想は8.50倍と1番の支持です。炎上も不調も吹き飛ばしてくれることでしょう。
2番目にはジャスティン・トーマスで1位と大きく差をつけられてのオッズとなりました。しかしながら松山の天敵とも言われていて、さらにはジュニア時代からのコースレコードハンターとも言われるジャスティン・トーマス。成績に直結するわけではありませんが観るものを魅了させるジャスティン・トーマスの戦いを期待したいです。