【ピナクル】ウィンブルドン2022:ジョコビッチ3度目の正直で優勝目指す!

ノバク・ジョコビッチ・ウィンブルドン

6月27日からグランドスラムの一つ「ウィンブルドン」がスタートします。新型コロナウィルス感染症の制度が徐々に解除される中、昨年は2年ぶりの開催され今年もまた予定通り開催されます。開催国であるイギリスは今年の2月に世界の中でもいち早くコロナ規制を全廃することを決定しました。世界的に見てもヨーロッパの方が規制緩和や撤廃へ進む方向が早いように見受けられます。将来的には選手たちが規制によって入国制限や出場制限ということに左右されることのないように祈るばかりです。

しかしながら新型コロナウィルスによる制限はないもののロシアによるウクライナ侵攻により侵攻当事国のロシアと同国を支援するベラルーシの両国選手についてエントリーを拒否し、大会から除外することを発表し、ロシアとベラルーシ国籍の選手が出場できない事態となりました。当時の世界ランキング男子2位のダニール・メドベージェフ、同8位のアンドレイ・ルブレフ、女子4位のアリーナ・サバレンカなどが出場不可能となり、イギリスのスポーツ省も大会を主催するAELTCに対して賞賛の意があり、該当選手の出場は絶望的となりました。選手陣もこの決断に対し「完全な差別だ」と批判する選手もいます。何とも一難さってはまた一難ということはまさにこのことでしょう。上記の選手ではありませんがナテラ・ジャラミジェが国籍をロシアからジョージアに変更し、ウィンブルドン選手権に出場できるようになりました。

ピナクル ロゴ

波乱に満ちたウィンブルドンの大会展望を「Pinnacle」でご覧頂きながらご紹介に移りたいと思います。

ジョコビッチ、21回目のグランドスラム優勝へ

ノバク・ジョコビッチ

今年上旬にノバク・ジョコビッチが全豪オープン出場をオーストラリアの入国拒否により出場断念した時からもう半年が過ぎました。入国については賛否両論ありましたが、ジョコビッチに対して非難が集中したことが気の毒でありましたが日頃の行いもあって避難が多くありました。バッシングで潰れる選手もいるなか、持ち前のメンタルの強さでクレーシーズンは本格的に大会に出場し、セルビア・オープンで準優勝しました。ムチュア・マドリード・オープンは、準決勝で新鋭カルロス・アルカラスに敗れ残念ながらベスト4で終了し、BNLイタリア国際では、カラツェフ、ワウリンカ、アリアシム、ルード、チチパスを倒し、今季初優勝しました。徐々にギアの上がったジョコビッチですがやっとのグランドスラムの全仏オープンはベスト8止まりとなりました。

タイトルを取ることはできませんでしたが史上5人目となるキャリア通算1000勝目に到達しました。今度こそウィンブルドンで優勝を勝ち取りたいところですがオッズは一番支持が高く1.884倍で圧倒的に優位な状態です。2番目にはマッテオ・ベレッティーニで5.830倍です。現在世界ランキング11位ですがシンチ選手権でフィリップ・クライノビッチを下し、優勝を果たしました。シンチ選手権を制覇選手は過去にもジョン・マッケンローやジミー・コナーズやボリス・ベッカー、イワン・レンドル、レイトン・ヒューイット、アンディ・ロディック、アンディ・マレーなど錚々たるトップ選手の顔ぶれでウィンブルドン優勝にも期待が大きく膨らみます。昨年のウィンブルドンでは決勝ではジョコビッチに敗れて優勝を逃していますので何としてでも勝ち進みたいでしょう。

ラファエル・ナダル

3番目には今年の全仏オープンで優勝しただけでなく、パパになるラファエル・ナダルで6.550倍です。やはり全仏の期待よりサーフェスを大きく好みが変わらないジョコビッチの優勝が予想されやすいでしょう。しかし全仏とウィンブルドンと2大会連続優勝する思いは強いことだと思われます。

日本人出場選手は西岡良仁、ダニエル太郎がストレートインを果たし、予選からスタートが守屋宏紀と杉田祐一の二人です。上位を少しでも目指して健闘を祈ります。

【ウィンブルドン選手権2022優勝男子シングルスオッズ】
ウィンブルドン男子A
ウィンブルドン男子B
※オッズは25日午前11時現在

Pinnacle 登録方法

35連勝中の現世界女王シフィオンテクを止めることができるか?

イガ・シフィオンテク

女子シングルスは23回のグランドスラム優勝を誇る元世界女王セレナ・ウイリアムズが1年ぶりにグランドスラムの舞台に戻ってくることと35連勝中の現世界女王イガ・シフィオンテクが全仏から続けてグランドスラムを網羅することの話題が持ちきりです。シフィオンテクを止めることができるでしょうか。

オッズでは1番人気は圧倒的高い支持でシフィオンテクで2.240倍です。順調に勝ち進めば最終には第二シードのアネット・コンタベイトと対戦する可能性が出てきます。アネット・コンタベイトは29.040倍です。ワイルドカード(主催者推薦枠)で参戦するセレナは元女王が返り咲くことができるでしょうか。

大坂なおみは負傷欠場ですが日本勢は2人のみです。世界100位の土居美咲は、1回戦で第19シードのマディソン・キーズと対戦する。予選を突破して初のグランドスラム本戦出場を果たした世界138位の本玉真唯は、19歳の世界54位クララ・タウソンと1回戦を戦います。そこで初勝利を手にすれば、以後は第31シードのカイア・カネピ、ジャバーらがとの対戦の可能性が出てきます。

【ウィンブルドン選手権2022優勝女子シングルスオッズ】
ウィンブルドン女子A
ウィンブルドン女子B
※オッズは25日午前11時現在

Pinnacle 登録方法