【888sport】世界陸上2019:男子100㍍で悲願のメダル獲得なるか?サニブラウン、桐生、小池の9秒トリオのメダル獲得オッズはいずれも12倍!

桐生祥秀

2年に1度、オリンピック以上の規模で行われる陸上競技の祭典、世界陸上がまもなくカタールの地で始まろうとしています。2019年の世界陸上は9月27日開幕。閉幕は10月6日と、大会史上初めて10月にも開催されることとなりました。

888sport世界中に2,500万人以上のユーザーを持つオンラインカジノグループに属するブックメーカー「888sport」が優勝オッズを発表していますので、その数字を参考に大会展望をご紹介していきます。

オリンピックさえも凌ぐ陸上競技の最高峰、世界陸上

ハリーファ国際スタジアム(2019年大会会場)

世界陸上は2年に1度、奇数年に開催される陸上競技の世界最高峰の大会です。当初は1980年モスクワオリンピックにおける西側諸国のボイコットを契機に新設された大会ですが、今ではオリンピックよりも参加国・地域の総数が多くなり、まさにオリンピックにも勝るとも劣らない規模の大会となりました。日本でも1991年に東京(国立競技場)、2007年に大坂(長居スタジアム)で開催されています。

第17回大会となる今年の世界陸上の開催地はカタール・ドーハ。通常世界陸上は8月に開催されますが、灼熱の中東に位置するドーハの8月は暑すぎるということから、大会史上もっとも遅い時期での開催となっています。

前回ロンドン大会で日本は銀1枚、銅2枚の計3枚のメダルを獲得

2017年大会男子4×100mリレー日本代表(銅メダル獲得セレモニー)

2017年のロンドン大会において、日本が獲得したメダル数は3。銀メダルが1枚に銅メダルが2枚となりました。

銀メダルを獲得したのは50㎞競歩の荒井広宙。2016年リオ・デ・ジャネイロオリンピックで銅メダルを獲得していた荒井が世界陸上の舞台で前年を上回る結果を残しています。また、同種目で小林快が荒井からわずか2秒差で3位の銅メダル。さらに丸尾知司が5位入賞しました。50㎞競歩は前回大会銅メダルの谷井孝行に続き、2大会連続でのメダル獲得に成功しています。

一方、強敵を退け大会史上初の銅メダルを獲得したのは多田修平、飯塚翔太、桐生祥秀、藤光謙司の4人が参戦した男子4×100mリレー。ウサイン・ボルトの現役ラストレースとしても注目されたこの競技で、日本は金メダルのイギリス、銀メダルのアメリカに続く38.04秒という記録で見事快挙を達成しています。

なお、ウサイン・ボルト擁するジャマイカは最終走者のボルトが競技中に足を痛めたことで途中棄権となりました。

男子100mトップはダントツでコールマン!日本の3選手も13番手に

【世界陸上2019男子100m優勝オッズ】
世界陸上2019男子100m優勝オッズ※オッズは27日午前9時現在
888sport 登録方法

ブックメーカー「888sport」が発表したオッズによると、陸上競技きっての花形ともいうべき男子100mの優勝候補筆頭はアメリカのクリスチャン・コールマン。2018年には世界歴代7位タイの9秒79をたたき出した23歳がオッズ1.50倍で金メダル候補最有力となりました。

2番手は2004年のアテネ五輪で金、2016年のリオ五輪で銀を獲得している大ベテランのジャスティン・ガトリンで5.00倍。2017年の世界陸上でも金を獲得しており、37歳となった今も世界最高峰に留まっています。

3番手はリオ五輪銅メダルのアンドレ・ドグラスで8.00倍、4番手はジャマイカのヨハン・ブレークで15.00倍となりました。

日本記録の9秒97を持つサニブラウン

日本代表選手では桐生祥秀、小池祐貴、サニブラウン・アブデルハキームの3選手が13番手タイの67.00倍、メダル獲得オッズ12.00倍となっています。

男子4×100mリレーはアメリカが最有力!連続メダル狙う日本は5番手

【世界陸上2019男子4×100mリレー優勝オッズ】
世界陸上2019男子4×100mリレー優勝オッズ※オッズは27日午前9時現在

男子4×100mリレーの最高オッズは前回大会銀メダルのアメリカで1.25倍と非常に高い数字になりました。2番手は前回金メダルのイギリスで4.50倍。3番手はジャマイカで7.50倍と続いています。

日本男子4×100mリレー代表

4番手にカナダで16.00倍、そして5番手に前回銅メダルの日本で26.00倍となりました。日本は前回も参加した桐生と多田に加え、2016年リオ五輪で桐生とともに同種目で銀メダルを獲得したケンブリッジ飛鳥、そしてサニブラウン・アブデルハキーム、小池祐貴、白石黄良々の6選手が代表入りしています。

男子50m競歩は日本の新旧記録保持者がともに6番手のオッズとなる

【世界陸上2019男子50キロ競歩優勝オッズ】
世界陸上2019男子50キロ競歩優勝オッズ※オッズは27日午前9時現在

男子50㎞競歩の金メダル候補筆頭は同種目世界記録保持者にして前回金メダルのヨアン・ディニズ。オッズは1.65倍となりました。

2番手はリオ五輪と2015年北京大会で金メダルを獲得しているマテイ・トートで4.00倍。3番手は中国のワン・キンで6.00倍。

日本男子50㎞競歩代表

日本人選手は日本記録保持者で20㎞競歩の世界記録保持者でもある31歳の鈴木雄介と、彼以前の日本記録保持者だった23歳の野田明宏がそろって6番手タイの21.00倍、メダル獲得オッズ4.50倍に挙げられています。