米プロバスケットボールNBAが16日にレギュラーシーズン最終戦が行われました。カンファレンス上位6位はプレーオフをすでに獲得していますが、カンファレンス7位から10位でプレーオフ(PO)進出決定戦、プレイイン・トーナメントが19日にスタートします。
八村類率いるウィザーズもプレイイン・トーナメントの対象チームでありますので目が離せません。
全米の温度がファイナルに向かってどんどん上がり続けているNBAですが、ブックメーカー「10Bet」を参考にしてご紹介します。
八村所属のウィザーズはギリギリに8位死守!
八村塁が活躍することでNBAのニュースが日本でも通常に放送されることとなった現在、八村塁が日本のバスケ界を変えたと言っても過言ではないです。少なくとも日本人はこのようにニュースで放送され日本人でNBAのリーグで活躍していることは誇らしく思っています。記憶にもまだ新しい田臥勇太が日本人初のNBAプレーヤーとなったことで日本バスケ界が轟きました。それほど日本にとってNBAで日本人がプレーすることは尊いことであります。
そんな八村塁は補欠でもなスタメンで大活躍しているのですから注目しないわけにいきません。八村塁所属のウィザーズですが、八村塁は本拠地ワシントンでのホーネッツ戦に先発で出場しました。16得点、6リバウンドでチームに貢献しチーム自体は115-110で競り勝ち34勝38敗となり、東カンファレンス8位が決まりました。以前の大会方式であればこれでプレイオフ出場となるはずでしたが全く気が抜けない形となりました。ウィザーズは7位セルティックスと対戦します。勝者はプレイオフ第7シードを獲得するのでウィザーズは負けられない戦いです。ちなみに渡辺雄太所属のラプターズはペーサーズに敗れ、渡辺はケガで欠場しています。プレーオフ出場を逃しています。
そもそもプレイイン・トーナメントって?
プレイイン・トーナメントとはレギュラーシーズン終了後に実施されるプレイオフの出場権をかけて行われるトーナメント形式の試合です。2020−2021シーズンの開催方式であるプレイイン・トーナメントですが、NBAファンからすれば方式・ルールにおいても朝飯前でありますが今ひとつ分からないという人が大半ではあるでしょう。19-20シーズン頃からよく耳にするようにはなりましたがこの現在のパンデミック時に採用になった開催方式であるのでこの方式が今後も行うかというとまだ不明ではありますが知識として頭に入れることはデメリットはないので参考程度に知っておくのはいいと思います。
通常はレギュラーシーズンでの順位でカンファレンスで8位以内であれはプレイオフ出場となっていました。新しいルールが追加されたことで8位以内に入ることが出来なかったチームのプレイオフ出場の希望が残されたこともありますし、レギュラーシーズンプレイオフの楽しみ以外にも追加されたことで以前であれば消化試合として熱を上げられなかった試合がより一層盛り上がりを見せる一つになったとも言えます。プレイイン・トーナメントの概要は以下となります。
♢ウエスト
Seven-Eight Game →ロサンゼルス・レイカーズ vs. ゴールデンステイト・ウォリアーズ
Nine-Ten Game →メンフィス・グリズリーズ vs. サンアントニオ・スパーズ
♢イースト
Seven-Eight Game →ボストン・セルティックス vs. ワシントン・ウィザーズ
Nine-Ten Game →インディアナ・ペイサーズ vs. シャーロット・ホーネッツ
優勝最有力は圧倒的にネッツか?
レギュラーシーズン全日程を終了しイースタンカンファレンスの1位のフィラデルフィア・セブンティシクサーズを差し置いて2位のブルックリン・ネッツが最有力とされ3.10倍です。オッズも圧倒的です。やはり選手層の厚さでもネッツへの期待は高いと言えるでしょう。
2番目には昨年優勝のレイカーズで5.50倍と同じく本拠地が一緒であるクリッパーズで5.50倍です。本拠地が同一でありますがレイカーズの派手さに少し隠れがちではありますが今月初旬にはロサンゼルス対決でレイカーズに勝利し底知れない力強さを見せています。またスーパーリバウンダーでありポイントゲッターであるポール・ジョージが頼もしい存在であります。
今回追加となったプレイイン・トーナメントはシーズンの終盤までファンやブックメーカーファン全体に楽しみを増やしてくれた良い計らいとも言えるでしょう。また勿論プレイヤーにとってもプレイオフの可能性が最後まで残っているというのはモチベーションを保つ上で重要なポイントですので今季新しいプレイイン・トーナメントを楽しんでもらいたいと思います。