高木美帆選手と言えば「冬季オリンピックチャンピオン」「氷上のプリンセス」というイメージが湧いてきます。2018年の平昌に引き続き、2022年の北京でも金メダルの期待がかかっていますが、プレッシャーを跳ね除け自分のスケートを演じ切る力強さはどこから生まれたのでしょうか。
今回は女子スピードスケートの金メダリスト、高木美帆選手にフォーカスしプロフィールや実力の背景をご紹介します。
高木美帆選手のプロフィール
まず、高木選手のプロフィールからご紹介します。オリンピックだけではなく、世界大会やワールドカップにも出場し、数多くのメダルを獲得しています。
北海道出身の末っ子
高木選手は北海道中川郡幕別町の出身で、地元の商業高校を卒業後東京にある日本体育大学体育学部へ入学します。3人兄弟（兄と姉）の末っ子で、姉もスピードスケートの選手として活躍しています。2009年にはジュニア選手権で総合優勝を果たし、その名を知らしめました。
また、小さい頃から活発で、小学生1年生の時にはフットボールの北海道選抜にも選ばれています。
中学生の時にオリンピックに初出場
高木選手が初めてオリンピックに出場したのは、2010年のバンクーバー大会でで彼女が15歳の時でした。この時はスーパー中学生と呼ばれ、幼い表情で「速い選手になりたい！」と応える姿は多くの人の記憶に残っているでしょう。4年後のソチでは代表を見送ってしまいますが、2018年の平昌では金メダルのみならず、銀・銅のメダルを総ざらいしています。
女子1500メートルの世界記録保持者
高木選手は、スピードスケート1500メートルの世界記録保持者です。日本国内でも1000メートルと3000メートルで記録を保持しているので、驚きは隠せません。オリンピック大会の他、ISUワールドカップ、世界スプリント選手権、世界オールラウンド選手権、世界距離別選手権などにトップ選手として参加していますが、そのほとんどが金メダルというのも納得でしょう。
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