日本代表としては「過去最強」と呼ばれる布陣でフィギュアスケート男子個人が開幕！
羽生結弦、町田樹、そして高橋大輔のサムライスケーターたちが満を持して、14日午前0時からのショートプログラム（SP）と翌15日午前0時からのフリースケーティング（FS）に挑みます。
世界的に見てもこの3人のメダルへの期待は高いようです。その一つを示すものとして、日本語対応で世界の3大ブックメーカーの一つ「William Hill（ウィリアムヒル）」が14日のSPに関して、「日本選手が勝利するか？」という異例のオッズを発表しています。
【フィギュアスケート男子SPで日本人選手が勝利するか？】
・はい：1.80倍
・いいえ：1.91倍
※オッズは１３日午後４時現在
羽生、町田、高橋のいずれかがSPで最高得点を取るという見方が強いようですね。今回のソチ五輪のフィギュアスケートについては日本勢がそれだけ世界から注目され、なおかつメダルを獲得する可能性が高いと考えられているようです。
「William Hill（ウィリアムヒル）」はもう一つ異例のオッズを発表していますので、それをご紹介しておきます。
【フィギュアスケート男子で日本人トップは誰か？】
・羽生結弦：1.20倍
・町田樹：6.00倍
・高橋大輔：11.0倍
※オッズは１３日午後４時現在
日本勢が世界からの脚光を浴びる中、金メダル本命とも言われる羽生が過去最強のメンバーの中でトップに立っています。
羽生は、ソチ五輪フィギュアスケート団体ですでに一度SPの演技を披露し、得意の4回転トーループなどを見事に決めるなど完ぺきな演技を見せて、97.98点をマークし、海外勢のライバルと目されている世界選手権3連覇中のパトリック・チャン（カナダ）や、トリノ五輪で金メダルを獲得するなど「皇帝」の異名をとる地元ロシアのエフゲニー・プルシェンコらを抑えてトップに立ちました。
幸先の良いスタートを切った羽生は調整も順調のようで、「メダルを期待されている。その期待に応えられるようにしたい」とコメントを残し、SPでは「パリの散歩道」で勝負します。
羽生の団体でのSP演技の映像は、下記画像をクリックすればご覧いただけます。
では、ここでブックメーカー「William Hill（ウィリアムヒル）」が発表している金メダル予想オッズをご紹介しましょう。
【フィギュアスケート男子金メダルオッズ】
※オッズは１３日午後４時現在
チャンがわずかながら羽生をリードしているという予想でしょうか。確かに、チャンと羽生の過去の対戦を見てみるとチャンが6勝2敗と大きく勝ち越しています。しかし、昨年12月に福岡で行われたGPファイナルでは、羽生がチャンを撃破して見事に初優勝を飾っています。
この二人に続いて、プルシェンコ、高橋、そして町田と続きます。高橋は前回のバンクーバー五輪で日本人男子選手として初めてのメダル（銅）を獲得するなど、日本のフィギュアスケート界をこれまでけん引してきました。
ソチ五輪開幕直前に、SPで使用する曲「ヴァイオリンのためのソナチネ」を作曲したとされる佐村河内守氏の騒動に巻き込まれてしまった感はあります。それでも、高橋本人は曲の変更をすることなく、全く意に介していない様子でしたね。日本勢の中では最も経験値が高い高橋の熟練された演技に期待です。
高橋大輔のバンクーバー五輪FS演技！
町田はすでに団体のFSで一度本番を経験し、165.85点をマークし3位に食い込みました。しかし町田はこの結果に満足していませんでした。演技後には「とても悔しい。この借りは個人戦で返す」とリベンジを誓っていました。町田が悔やむ団体FSで3位となった演技は、下記画像をクリックすればご覧いただけます。
日本勢3人にチャンとプルシェンコの5強の争いになるような気配です。最後に、ブックメーカー「William Hill（ウィリアムヒル）」が発表した表彰台オッズ（3位以内オッズ）を紹介しておきましょう。
【フィギュアスケート男子表彰台（3位以内）オッズ】
※オッズは１３日午後４時現在
5倍のオッズ以内に5強を含めた7選手がひしめいていますね。羽生、町田、高橋の表彰台独占という可能性も期待できます。
フィギュアスケート男子SPは14日午前0時から、FSは15日午前0時（ともに日本時間）から始まります。3人のサムライスケーターに熱い声援を送りましょう！！
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