13日、東京・大田区総合体育館で王者・井岡一翔―同級1位ドニー・ニエテスのWBO世界スーパーフライ級（52.1キロ以下）タイトルマッチが開催されます。元世界4階級制覇でWBO世界スーパーフライ級1位のドニー・ニエテス（フィリピン）は井岡一翔と2018年12月に対戦し、その際に井岡は判定負けし、それ以来の戦いとなります。ニエテスに負けてから井岡は4階級制覇をしているが今回の再戦でリベンジ成功なるのでしょうか。
WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチの展望は「ベットチャンネル」をご覧いただきながら詳細のご紹介をさせていただきます。
井岡一翔、Ｖ５戦は「蛇退治」！
井岡一翔は現在WBO世界スーパーフライ級であり、日本人男子初の世界4階級制覇王者である日本の中でも有数のトップ選手です。元プロボクサーである父・井岡一法が会長を務める井岡ボクシングジム・プロフェッショナル、SANKYO、DANGAN AOKIボクシングジム（旧Reason大貴ボクシングジム）を経て、現在は志成ボクシングジム（旧Ambition GYM）所属となっています。
以前まではテレビでも有名な井岡弘樹の甥っ子としてのイメージが強かった時もありましたが今はそのようなこともなく彼自身の実績が輝かしいものであります。アマチュア時代の戦歴も輝かしく史上3人目の高校6冠を達成し、プロ転校後もメキメキと頭角を表します。プロデビューはミニマム級からスタートし王座獲得するもライトフライ級を目指し王座を返上、ライトフライ級、フライ級と王座を獲得後、劇的引退を表明するも現役復帰し、2019年6月19日にはスーパーフライ級の王座獲得し日本人男子初の4階級制覇を達成しました。この試合ではUFCのストリーミングで放送され、世界中から注目を浴びました。
井岡は選手としての強さだけでなく、私生活やタトゥーについての炎上のこともありますが彼自身が有能な選手としては間違いありません。オッズでは井岡の勝利に1.34倍とされ、完全勝利には3.32倍、判定勝ちには1.78倍と高い支持を集めています。
KO狙わず12ラウンド戦い抜くように戦う井岡は今回は勝利になるのでしょうか。
【井岡一翔ドニー・ニエテス対戦オッズ】
※オッズは１２日午前１１時現在
蛇ことニエテス、２連勝へ
ニエテスはフィリピン出身のプロボクサーで元WBO世界ミニマム級王者、元WBO世界ライトフライ級王者、元IBF世界フライ級王者、元WBO世界スーパーフライ級王者といった世界4階級制覇王者で井岡とも負けず劣らずと輝かしい王座の持ち主で愛称は「スネークマン」とニックネームで呼ばれています。さらには先述の通り今回対戦する井岡にも前回勝利しているのもあり因縁の対決となります。
身長160.4センチと井岡より4.2センチ低く、リーチでも0.6センチ劣るなど、体格は不利とはされていますがその井岡に前回も勝利していますので、あんまり関係はないと思っていいでしょう。技巧派の大ベテランは蛇のような動きと攻撃力で井岡に牙を剝き、相手を揺さぶることができるのでしょうか。
【KO決着ラウンド予想オッズ】
※オッズは１２日午前１１時現在
KO決着ラウンド予想オッズでは最終ラウンド終了後の判定決着に1.54倍ですのでオッズにおいても長期戦にもつれるということを予想されます。ダウンにおいても井岡がダウンを奪う予想について10~12Rラウンドのダウンに2.78倍でダウンを奪えないとするのにも2.90倍とどちらのオッズでも早々のどちらかの完全勝利にはいかない予想です。
【井岡がダウンを奪うか奪わないか予想オッズ】
※オッズは１２日午前１１時現在
