【ブックメーカー】カレッジフットボールプレイオフを制するのはアラバマ大、オレゴン大、フロリダ州立大、オハイオ州立大のどの大学か?NCAAカレッジフットボールのボウルゲームが開幕!

CFPトーナメントチーム

カレッジフットボールが今シーズンの佳境を迎えました。アメリカの年末年始の恒例行事となっているカレッジフットボールのボウルゲームが現地時間の20日に開幕しました。今シーズンは特に全米のみならず世界中のアメリカンフットボールファンから注目されています。

カレッジフットボールプレイオフ(CFP)が今シーズンから導入されましたね。全米No.1を争うチームが4チームによるプレイオフ(トーナメント)を行い、ファイナル(決勝)で勝利を収めたチームが今シーズンの全米No.1の称号を得ることができます。優勝するにはセミファイナル、ファイナルの2試合を勝ちかなければならないのです。

ベット365既に5試合が行われているボウルゲームの勝敗オッズが、ブックメーカー(スポーツブック)の「bet365」から発表されていますのでご紹介しましょう。下記の表の左側には、日本時間でのゲーム開始時間が表示されているので自分が見たいボウルゲームのオッズと同時に開始時間もチェックされてはいかがでしょうか?

【NCAAカレッジフットボールボウルゲーム勝敗オッズ】
NCAAカレッジフットボールボウルゲーム勝敗オッズNCAAカレッジフットボールボウルゲーム勝敗オッズNCAAカレッジフットボールボウルゲーム勝敗オッズ
※オッズは22日午後6現在

日本時間の23日午前4時からBYUとメンフィス大によるマイアミビーチボウルがスタートします。そして4大ボウルと呼ばれている「フィエスタボウル」は、(20)ボイジー州立大対(10)アリゾナ大が日本時間の2015年1月1日午前6時から、「オレンジボウル」は(7)ミシシッピ州立大対(12)ジョージア工科大が同日午前10時から激突します。
※( )内数字は「CFB Selection Committee」発表の最終ランキング

では残りの「ローズボウル」と「シュガーボウル」は?

この2つのボウルゲームがCFPのセミファイナルの2試合となります。日本時間の1月2日午前7時から(3)フロリダ州立大対(2)オレゴン大が「ローズボウル」を、同日午前10時から(4)オハイオ州立大対(1)アラバマ大が「シュガーボウル」でファイナル進出の切符を争います。

【CFPトーナメント表】
CFPトーナメント表

888sportでは、この4チームの中で今シーズンの全米No.1の称号を得るのはどのチームでしょうか?ブックメーカー「888sport」が優勝オッズを発表していますので見てみましょう。

【NCAAカレッジフットボールプレイオフ優勝オッズ】
NCAAカレッジフットボールプレイオフ優勝オッズ
※オッズは22日午後6現在

CFB Selection Committeeランキング1位のアラバマ大が1.85倍で優勝候補筆頭に挙げられています。同2位のオレゴン大が2.80倍であとを追い、同3位のフロリダ州立大が9.00倍、同4位のオハイオ州立大が10.00倍と続きます。

ローズボウル:フロリダ州立大(3.70倍)―オレゴン大(1.29倍)※bet365オッズ

(3)フロリダ州立大

【フロリダ州立大今シーズンの成績】
フロリダ州立大今シーズンの成績
※「YAHOO! Sports」より抜粋

フロリダ州立大は昨シーズンのディフェンディングチャンピオンで、今シーズンも13戦無敗でACCを勝ち上がりました。フロリダ州立大を昨シーズンから無敗街道を引っ張っているのが、ルーキーイヤーで「ハイズマントロフィー」を受賞したQBジェミィス・ウィンストン(Jameis Winston)です。

ジェミィス・ウィンストン

ウィンストンは今シーズンパス獲得ヤード数3559ヤード、1試合平均296.6ヤード、タッチダウン数24と活躍しました。しかし、シーズン終盤戦ではミスが目立ち、ライバル・フロリダ大戦ではターンオーバーから攻め込まれる場面も多々見られました。ACCチャンピオンシップのジョージア工科大戦では37-35で辛くも勝利を収めて、無敗記録を伸ばしました。また、ウィンストンが2012年12月にフロリダ州立大の女子学生に性的暴行を行ったとの疑いで、今月も弁護士を交えて「無罪」を主張しました。今のところ双方ともに十分な証拠がないという見解ですが、このことがウィンストンのパフォーマンスに影響する可能性がありますし、試合に出場できるかもまだわからない状況です。

【ACCチャンピオンシップハイライト】

(2)オレゴン大

【オレゴン大今シーズンの成績】
オレゴン大今シーズンの成績
※「YAHOO! Sports」より抜粋

オレゴン大(12勝1敗)は今シーズン10月2日に行われたアリゾナ大戦に24-31で敗れましたが、Pac 12チャンピオンシップではそのアリゾナ大に51-13と圧勝し、リベンジを果たしてCFP進出を確実なものにしました。

マーカス・マリオタ

オレゴン大にはQBマーカス・マリオタ(Marcus Mariota)がいます。今シーズンのパス獲得ヤード数は3783ヤードとウィンストンを上回る数字を叩き出しました。ラッシングヤードもチーム2番手となる669ヤード獲得し、投げても走ってもそしてタッチダウン数38とまさしくチームの大黒柱となりました。マリオタは今シーズンの「ハイズマントロフィー」最有力候補となっています。フロリダ州立大とのQB対決は全米の大きな注目の的となることでしょう。

ハイズマントロフィー

【Pac 12チャンピオンシップハイライト】

シュガーボウル:オハイオ州立大(3.80倍)―アラバマ大(1.27倍)※bet365オッズ

(4)オハイオ州立大

【オハイオ州立大今シーズンの成績】
オハイオ州立大今シーズンの成績
※「YAHOO! Sports」より抜粋

オハイオ州立大(12勝1敗)は、シーズン前半戦となる9月6日のバージニア工科大戦では21-35で敗れましたが、Big Tenチャンピオンシップではウィスコンシン大を59-0と零封し、CFP最後の切符を手にしました。

カーデール・ジョーンズ アーバン・メイヤー

前任校であるフロリダ大では2度の全米No.1に導いた名将・アーバン・メイヤーHCが、オハイオ州立大でも同じ道へと導きます。メイヤーが今シーズン信頼を寄せるのがバックアップQBだったカーデール・ジョーンズ(Cardale Jones)です。昨シーズンはわずか3試合に出場と目立たない存在だったジョーンズですが、今シーズンは徐々に頭角を現してきました。Big Tenチャンピオンシップではキャリアハイとなる257ヤードを獲得し、3つのタッチダウンを決めてチームをカンファレンスチャンピオンへと導きました。2002年シーズン以来の全米チャンピオンを虎視眈々と狙っています。

【Big Tenチャンピオンシップハイライト】

(1)アラバマ大

【アラバマ大今シーズンの成績】
アラバマ大今シーズンの成績
※「YAHOO! Sports」より抜粋

アラバマ大(12勝1敗)は、シーズン5戦目となるミシシッピ大との1戦では17-23で敗れました。しかし、その後は強さを発揮し、当時APランキングで1位だったミシシッピ州立大との接戦を制すると、SECチャンピオンシップではミズーリ大を43-13で退け、ランキングNo.1としてCFPに進出しました。

アマリ・クーパー ニック・セイバン

アラバマ大を牽引するのはWRアマリ・クーパー(Amari Cooper)です。今シーズンの「ハイズマントロフィー」のファイナリストにノミネートされています。クーパーは今シーズンキャッチ数115、1656ヤードを獲得し、SECの新記録を樹立する活躍を見せました。この5シーズンで3度の優勝に導いた年棒約7億円の名将ニック・セイバン(Nick Saban)HCの采配にも注目です。優勝オッズでも1番人気に上がっており、やはりチーム力では一歩リードと言えるでしょう。

【SECチャンピオンシップハイライト】


年末年始はカレッジフットボールのボウルゲームで盛り上がっていきましょう!