【ウィリアムヒル】朝日杯フューチュリティSが阪神競馬場で初開催-クラリティ、ブライトなど混戦予想、武豊初制覇はなるか?

朝日杯フューチュリティS ロゴ

阪神競馬場に戦いの場所を移して行われる「第66回朝日杯フューチュリティS」(朝日杯FS、G1、1600㍍・芝)が、21日午後3時40分に行われます。これまでずっと行われてきたトリッキーな中山競馬場から、外回りという底力が試される阪神へと場所が変わることで新たな歴史が今回のレースで刻まれることになります。

2歳馬のレース予想はレース経験数が少ないため難しいとされています。ただ、この朝日杯FSについて言えば、過去10年のデータから2番人気の馬が勝率40%と勝っているということが言えますね。また、1番人気の馬は勝率20%であり、人気上位2頭が60%の確率で勝っているので、人気を集めた馬が勝っているということが言えます。

阪神競馬場写真

ウィリアムヒルさて、本日19日にJRAから枠順が発表されましたのでご紹介しましょう。競馬と言えば、英国のブックメーカー(スポーツブック)「William Hill(ウィリアムヒル)」が単勝オッズをレース前日の夜(20日)に発表する予定ですので、発表され次第ここで更新したいと思っています。

【朝日杯フューチュリティS枠順とオッズ】
※オッズを20日午後7時30分更新
1-1 ネオルミエール:15.0倍
1-2 ダノンプラチナ:5.0倍
2-3 コスモナインボール:21.0倍
2-4 ケツァルテナンゴ:41.0倍
3-5 タガノアザガル:67.0倍
3-6 アルマワイオリ:41.0倍
4-7 セカンドテーブル:13.0倍
4-8 ナヴィオン:9.0倍
5-9 アッシュゴールド:5.0倍
5-10 ジャストドゥイング:41.0倍
6-11 ワキノヒビキ:51.0倍
6-12 アクティブミノル:15.0倍
7-13 ペプチドウォヘッド:17.0倍
7-14 クラリティスカイ:5.5倍
7-15 タガノエスプレッソ:13.0倍
8-16 ブライトエンブレム:5.5倍
8-17 ペイシャオブロー:61.0倍
8-18 メイショウマサカゼ:101.0倍
※競馬のオッズは「ウィリアムヒル競馬」で確認することができます。日本のみならず世界中の競馬が楽しむことができます。
※朝日杯のオッズを確認するには、競馬→HANSHIN→Asahi Hai Futurity

人気上位に食い込んできそうな馬を何頭か見ていきましょう。

クラリティスカイ

クラリティスカイ(岩田康誠騎乗)は、前走のいちょうステークス(1600㍍・芝)では2歳コースレコードで2着に2馬身差をつけて勝ちました。4番手の好位置から直線で残り400㍍を切るところまで我慢して、一気に後続を突き放す強いレースをしました。

【いちょうステークス(優勝:クラリティスカイ)】


新馬戦、未勝利戦と勝てませんでしたが次の未勝利戦で勝利し、いちょうステークスを勝って連勝、前走から2ヶ月以上レース間隔が空くことになりますが、その分今回のレースに向けて十分な調整ができているようです。17日の追い切りを終えて友道康夫調教師は「先週は若干重いかなという感じだったけど、あのひと追いでよくなった。状態面は申し分ない」と太鼓判を押すほどです。

鞍上の岩田騎手も「雰囲気はさらに良くなっている」とコメント。さらに「自在性があって乗りやすい。何より2歳馬らしからぬ落ち着きがある」と初開催となる阪神競馬場での初戴冠に自信をみなぎらせていました。

ブライトエンブレム

新馬戦、そして札幌2歳(G3、1800㍍・芝)と2連勝、朝日杯で3連勝へと挑戦するのがブライトエンブレム(田辺裕信騎乗)です。札幌2歳ではスタートに出遅れて最後方からのレースでしたが、第4コーナーからスーっと上がっていくと、大外からの末脚で見事な差し切りレースでした。

【札幌2歳(優勝:ブライトエンブレム)】


朝日杯FSが106日ぶりのレースになるブライトエンブレムは、関東馬ながら11月から栗東でトレーニングを積んで万全を期して朝日杯FSに挑みます。「叩かないと変わらない、というところがない馬」と3ヶ月以上レースから遠ざかっている不安を払拭した小島茂之調教師。それでも「これまでで一番強い調教をしている」と語るように地の利を生かして強めの調教を積み重ねていることで、持ち前の心肺機能がさらに高まっています。

小島 茂之友道 康夫

このブライトエンブレムと追い切りを行って、後方から追いかけでクビ差勝ちしたのがダノンプラチナ(蛯名正義騎乗)です。未勝利戦を勝って、前走の11月30日に行われたベゴニア賞(500万下、1600㍍・芝)では直線で軽やかに前を走る馬たちを差し切ってその強さを見せつけました。

【ベゴニア賞(優勝:ダノンプラチナ)】


「バネがあるのは確かで、今でもきゃしゃな馬だけど、使いながら心身ともしっかりしてきた」とディープインパクト産駒のダノンプラチナの充実ぶりを話す国枝栄調教師。抽選上がりのダノンプラチナが阪神競馬場で大きな輝きを見せるレースに期待したいですね。

ダノンプラチナ

おそらく、単勝オッズでは人気はそれほど高くはないと予想しますが、武豊にそろそろ朝日杯で勝利してもらいたいという思いもあります。函館2歳(G3、1200㍍・芝)を逃げ切り勝ちしたアクティブミノルにも注目したいですね。距離が伸びて対応できるかに不安がありますが、逃げが上手くはまれば・・・と期待させてくれます。

アクティブミノル

【札幌2歳(優勝:アクティブミノル)】


デイリー杯2歳S(G2、1600㍍・芝)で優勝したタガノエスプレッソ(菱田裕二騎乗)、同2着のアッシュゴールド(池添謙一騎乗)なども力を持っており、今年の朝日杯FSは人気が割れそうな予感がします。「ウィリアムヒル」の単勝オッズが発表されるのを楽しみに待つとしましょう。