【ウィリアムヒル】ヴィクトリアマイル2015枠順確定―7枠15番ヌーヴォレコルト&岩田が最有力か?ブックメーカー発表の単勝オッズにも注目!

ヴィクトリアマイル2015 ロゴ

ローマ神話に登場するヴィクトリア―勝利の女神がほほ笑むのはどの馬でしょうか?春の女王決定戦「第10回ヴィクトリアマイル」(G1、1600㍍・芝)が東京競馬場で17日午後3時40分から行われます。元プロ野球選手の佐々木主浩氏が馬主を務めるヴィルシーナが2連覇を果たし、昨年末に引退しました。今年の最有力馬だったハープスターも残念ながらターフから去りました。さあ、新女王の誕生の日は間もなくです。

【ヴィクトリアマイル2014(優勝:ヴィルシーナ)】


ウィリアムヒル本日15日にヴィクトリアマイル2015の枠順がJRAから発表されましたのでお知らせします。なお、競馬でお馴染みのイギリスの老舗ブックメーカー「William Hill(ウィリアムヒル)」がレース前日16日の夜に単勝オッズを発表する予定ですので、発表されましたら下記にて更新します。

【ヴィクトリアマイル2015枠順と単勝オッズ】
1-1 タガノエトワール(川田将雅):
1-2 カフェブリリアント(福永祐一):
2-3 スイートサルサ(田中勝春):
2-4 レッドリヴェール(C.ルメール):
3-5 ストレイトガール(戸崎圭太):
3-6 ディアデラマドレ(藤岡康太):
4-7 ケイアイエレガント(吉田豊):
4-8 バウンスシャッセ(北村宏司):
5-9 ベルルミエール(川島信二):
5-10 ハナズゴール(丸田恭介):
6-11 スマートレイアー(武豊):
6-12 アルマディヴァン(勝浦正樹):
7-13 メイショウマンボ(武幸四郎):
7-14 ウエスタンメルシー(内田博幸):
7-15 ヌーヴォレコルト(岩田康誠):
8-16 リトルゲルダ(M.デムーロ):
8-17 ショウナンパンドラ(浜中俊):
8-18 ミナレット(江田照男):
※単勝オッズはブックメーカー「ウィリアムヒル」が発表次第、更新します。
※17日午前8時現在、発表はありません。

ヌーヴォレコルト

何と言っても注目は、岩田康誠騎乗の7枠15番ヌーヴォレコルトです。昨年のオークス(G1、2400㍍・芝)を制してG1レース2勝目を狙います。今年最初のレースにして前走となる中山記念(G2、1800㍍・芝)では、イスラボニータやロゴタイプといったG1牡馬を相手に強い競馬で勝ち切りました。好スタートから内側の好位置につけると、直線では内側からロゴタイプとのたたき合いを制しました。

【中山記念2015(優勝:ヌーヴォレコルト)】


斎藤誠 & 岩田康誠JRAの単勝オッズでもおそらく1番人気に推されるであろうヌーヴォレコルト。斎藤誠調教師は「体も前走と同じ感じで出せそうだし、東京マイルも問題ない」と仕上がり具合に自信を見せています。2400㍍のオークスでも、1800㍍の中山記念でも勝利を収め、マイル戦という距離も問題なさそうです。ただ、昨年の秋華賞(G1、2000㍍・芝)もエリザベス女王杯(G1、2200㍍・芝)もともに一番人気となりましたが、2着に甘んじています。逆に、2番人気で走ったオークスや関西TVローズS(G2、1800㍍・芝)では勝っています。1番人気の重圧をはねのける精神的成長をヌーヴォレコルトには期待したいですね。

浜中 俊ヌーヴォレコルトに秋華賞で勝ったショウナンパンドラは8枠17番からのスタートとなります。初の重賞勝ちが秋華賞となったショウナンパンドラは、直線での猛烈なヌーヴォレコルトの末脚を振り切りました。今回も騎乗する浜中俊騎手の年間100勝目も飾るレースでした。

【秋華賞2014(優勝:ショウナンパンドラ)】


前走となる産経大阪杯(G2、2000㍍・芝)では、強豪馬が出そろう中7番人気の9着と不発に終わりました。不良馬場の中でのレースで力を発揮できずに終わった印象がありました。それでも今のショウナンパンドラにはその不安もないようです。高野友和調教師も「ここにきて丸みを帯びていい感じで馬体のボリュームが出てきています。多少馬場が渋ってもこなせます」と秋華賞同様にヌーヴォレコルトに勝ち切る自信をみなぎらせていました。ショウナンパンドラの東京競馬場での直線追い込みに注目です。

G1レースでの勝ちはないものの、重賞3勝している3枠6番ディアデラマドレも面白い存在でしょう。前走の読売マイラーズC(G2、1600㍍・芝)では3番人気ながら、スタートで出遅れるなど7着と奮いませんでした。しかし、前々走となる愛知杯(G3、2000㍍・芝)では見事に勝利を収め、マーメイドS、府中牝馬Sに続く重賞3勝目を挙げました。

【愛知杯2014(優勝:ディアデラマドレ)】


藤岡 康太追い込みタイプで東京競馬場の長い直線ではその力がいかんなく発揮されるのが、ディアデラマドレの今回の強みです。あとはレース展開がスローペースにならなければ、抜群の末脚を競馬ファンに披露する可能性は高くなります。「東京マイルはスロー(ペース)になりやすいので、そのあたりに気をつけたい」と鞍上する藤岡康太騎手もG1獲得に慎重な姿勢を見せています。

西の阪神牝馬S(G2、1400㍍・芝)の勝ち馬で現在3連勝中と勢いに乗るカフェブリリアント(福永祐一騎乗)や、東の中山牝馬S(G3、1800㍍・芝)を制して重賞で2勝を挙げているバウンスシャッセ(北村宏司騎乗)なども優勝争いに絡んでくるのではないでしょうか。

第10回ヴィクトリアマイルは17日午後3時40分に発走します。