【ピナクル】マスターズゴルフ2017:松山英樹の初優勝なるか?ブックメーカー優勝オッズで松山は6番手!ジョンソン、スピース、マキロイが有力候補

ツアー優勝を決めて喜ぶ松山英樹

「ゴルフの祭典」マスターズの季節が今年もやってきました。オーガスタに集う世界最高のゴルファーたちが死力を尽くして頂点を目指します。この大会の優勝すなわち歴史に名を刻むプレーヤーになることだと言えるほど威厳のある大会であるマスターズ。手に汗を握るバトルが日本時間6日から始まりです。日本からは松山英樹、池田勇太、そして谷原秀人の3選手が出場します。

PGAマスターズ2017概要

オーガスタ

PGAマスターズはアメリカ合衆国ジョージア州の名門ゴルフコース、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで開催される世界で最も権威のある4つのメジャー大会の一つです。参加するには厳しい条件をクリアする必要があり、まさに名手と呼べる選手しか出場することができないことから、「ゴルフの祭典」と呼ばれて敬愛されています。

2016年の結果

ダニー・ウィレット

マスターズロゴ2016年のマスターズは、初日から前年度王者のジョーダン・スピース(アメリカ)がリードする展開となりました。しかし、首位のまま迎えた最終日の12番ホール、連覇へのプレッシャーからか7打を叩いてしまい、優勝戦線から後退。イングランドのダニー・ウィレットが自身初となるメジャー大会制覇を成し遂げました。イギリス人のマスターズ制覇は1996年のニック・ファルド以来実に20年ぶりの快挙です。日本の松山英樹は首位から5打差の7位タイと、昨年の5位から順位は落としたものの世界トップクラスの実力を持つことを十分に証明しています。

賞金ランキング上位者やメジャー大会の優勝者などしか出場することができない世界最高の舞台・マスターズ。今年はどの選手が優勝を果たし、栄光あるグリーンジャケットにそでを通すのでしょうか?ブックメーカー「Pinnacle(ピナクル)」が優勝オッズを発表しているので、ご紹介していきます。

優勝オッズ

【マスターズ2017優勝オッズ】
マスターズ2017優勝オッズ①
マスターズ2017優勝オッズ②
マスターズ2017優勝オッズ③
マスターズ2017優勝オッズ④
※オッズは3日午前8時現在

ピナクル ロゴ優勝候補最有力には昨年全米オープンを制覇した世界ランキング1位のダスティン・ジョンソンが6.990倍で挙げられました。対抗馬筆頭はキャリアグランドスラムのかかった世界ランク2位のローリー・マキロイが9.030倍となっています。

続く3番手には、2015年マスターズ王者にして昨年2位、世界ランク6位のジョーダン・スピースが9.610倍のオッズがついています。4番手には世界ランク3位のジェイソン・デイ(オーストラリア)が21.160倍で挙げられていますが、肺がん手術を受ける母親のために先日の大会を棄権しており、マスターズの参加も不透明な状況です。

日本人では世界ランク4位の松山英樹が上記の4人とリッキー・ファウラー(21.600倍)に続く6番手の22.210倍のオッズが付けられています。ディフェンディングチャンピオンのウィレットは112.110倍となっています。

マスターズ2017優勝候補

ダスティン・ジョンソン

ダスティン・ジョンソン

今季すでに「ジェネシス・オープン」「WGCメキシコ選手権」「WGCデル・マッチプレー」でPGAツアー3勝を挙げ、絶好調なダスティン・ジョンソン。デル・マッチプレーで優勝したことで4つの世界選手権(WGC)を制した史上初の選手となっています。

ジェネシス・オープン優勝後には自身初めての世界ランキング1位に到達しており、まさにキャリアの絶頂期を迎えていると言えるでしょう。最高の状態で迎えるマスターズは、この状態がさらに続いて一つの時代を築く選手になるのか、それとも数多くいる選手の一人に終わるのか。その岐路となるかもしれません。

ジョーダン・スピース

ジョーダン・スピース

過去3年で1度の優勝に2度の準優勝と、マスターズと相性のいいスピース。23歳にしてPGAツアー9勝、メジャー大会2勝(マスターズと全米オープン、ともに2015年)を挙げており、これからさらに成長が見込める期待の選手です。

しかし、3月下旬に行われた開催されたデル・マッチプレーでは不安定なプレーに終始し、当時世界ランキング60位の谷原秀人に大金星を献上してしまいました。そこから2週間ほどで開催されるマスターズに向けての調整がうまく進んでいるのかどうかが不安な点だと言えます。

とはいえ、実力を発揮することさえできれば間違いなく優勝戦線に絡んでくる選手であることは間違いありません。得意のマスターズでの復調が大いに期待されます。

ローリー・マキロイ

ローリー・マキロイ

1月に肋骨の疲労骨折が発覚し、コンディションの不良が心配されたマキロイ。しかし3月に開催された「WGCメキシコ選手権」で7位タイに入って復活を遂げると、マスターズの前哨戦とされる「アーノルド・パーマー招待」では4位タイに入るなど、確実に調子を上げてきています。キャリアグランドスラムのかかったマスターズに向けて高い意気込みを持って取り組んでいることが伺えます。

キャリアの浮き沈みが激しいことでも知られているマキロイですが、今はまさに上り調子の時にあります。このまま一気に突き抜けて優勝をかっさらう可能性は非常に高いでしょう。

松山英樹

松山英樹

2月にはアメリカのアリゾナ州で行われたフェニックス・オープンを2連覇した松山英樹。マスターズでは2015年に5位、2016年には7位タイと上位入賞を続けており、そろそろもう一段階上の結果を求めたいところでしょう。

昨年はメジャー大会のPGA選手権でも4位タイと結果を残し、さらにはHSBCチャンピオンズでは自身初の世界ゴルフ選手権制覇を成し遂げました。もはや日本人初のメジャー大会制覇は十分実現可能な範囲に来ています。そしてその先の、日本人初の世界ランキング1位すら夢ではないでしょう。松山の偉業達成の時は近づきつつあるはずです。

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