【ウィリアムヒル】今季のプレミアリーグを制するのは？欧州サッカーリーグのシーズン到来！チェルシー、マンC＆マンUらが優勝有力か！？

プレミアリーグがいよいよ開幕！国の意地とプライドをかけて戦った「ブラジルW杯」というビッグイベントを終えて、今度はクラブの意地とプライドをかけて戦うリーグ戦が欧州各地で開幕します。欧州の主要リーグの先陣を切って、イングランドのプレミアリーグが満を持してスタートします。

昨シーズンはマンチェスター・シティ（マンC）が勝ち点86を挙げて、2位リヴァプールに2点差を付けて優勝しました。気になる今シーズンのプレミア王者になるのはどのチームなのか？イギリスの日本語対応のブックメーカー「William Hill（ウィリアムヒル）」が、今シーズンのプレミアリーグ優勝オッズを発表していますので、それを見ながら簡単に展望を見ていきたいと思います。

【プレミアリーグ優勝オッズ】

※オッズは１４日午前１１時現在

チェルシー、昨年の王者・マンC、そしてマンチェスター・ユナイテッド（マンU）と続いていますね。上位5チーム（リヴァプールまで）で優勝を争うような気配です。

多くの日本のサッカーファンが心配しているのが、マンUの香川真司の去就でしょう。ブラジルW杯後、マンUの新指揮官としてオランダ代表を3位に導いたルイス・ファン・ハールが就任し、「香川放出！」などの見出しが新聞紙上を連日のように賑わせました。しかし、開幕を数日後に控えた現在では「残留」して、香川はマンUのユニフォームを着てシーズンを迎えそうです。

イングランドのトップチームの威光を取り戻すべくマンUは、7月下旬から8月上旬にかけてアメリカとカナダで行われた「インターナショナルチャンピオンズ杯」に出場し、決勝ではプレミアリーグのライバルでもあるリヴァプールを３－１で降して初優勝しました。その後、プレシーズンマッチを戦ったマンUは6戦無敗と負け知らずで、日本時間の16日（土）午後8時45分からホームでスウォンジー・シティと開幕ゲームを戦います。

これまでのファン・ハール監督の戦い方を見てみると、「３－４－１－２」をベースにした布陣で戦っており、ツートップには今季の主将に任命されたウェイン・ルーニーとハビエル・エルナンデス、そしてトップ下にはファン・マタというトライアングルでリーグ戦を戦うことが予想されます。トップ下は香川が争うポジションでもありますが、この6試合すべて香川はベンチスタートとなっており、途中出場しても目立った活躍ができていないのが現状です。

12日にプレシーズン最終戦であるバレンシアとの一戦に２－１で勝利したファン・ハール監督は「プレシーズンは全勝したし、その対戦相手を見れば素晴らしい出来だ。（開幕戦の）スウォンジー・シティ戦に向けて大きな自信をつけた」とチームの充実ぶりを語っていました。昨シーズンよもやの7位に沈んだマンUの復活なるかにも大きな注目が集まります。

では、プレミアリーグ開幕戦（第1節）の勝敗オッズをここで紹介しておきましょう。以下は、ブックメーカー「William Hill（ウィリアムヒル）」が発表したオッズです。

【プレミアリーグ開幕戦の対戦カードと試合日時】

※「スポーツナビ」より抜粋

【プレミアリーグ開幕戦（第１節）勝敗オッズ】

※オッズは１４日午前１１時現在

優勝候補の筆頭に挙げられているチェルシーは、ジョゼ・モウリーニョ監督が辣腕を振るい戦力補強を入念に行って、今シーズンは頂点にと意気込んでいます。アトレチコ・マドリーからGKティボ・クルトゥワを獲得し、昨シーズンまでの正GKペトル・チェフと熾烈な争いをさせています。また、バルセロナからMFセクス・ファブレガスを獲得し、中盤が一層安定するでしょう。不安があるとすれば、コートジボワール代表で日本戦でその存在感を強烈に示したFWディディエ・ドログバが、10日のプレシーズンマッチで右足首をケガし、開幕戦は出場できないことでしょうか。

昨年優勝したマンCは、マンガラとサニャを獲得しバックラインを強化することに成功し、一層守りが安定するでしょう。また、フォーブス誌が発表した2014年の世界のアスリート年収ランキングで約22億円を稼いで、アフリカ出身アスリートNo.1となったMFヤヤ・トゥーレの活躍が連覇の鍵を握るでしょう。

宮市亮が所属するアーセナルは、チリ代表で活躍したアレクシス・サンチェスを獲得するなど攻撃力を高めました。リヴァプールは、ブラジルW杯でイタリア選手に試合中噛み付いて帰国したFWルイス・スアレスがバルセロナに移籍し、得点力に少々不安があります。いずれにせよ、この5チームが今季のプレミアリーグを引っ張っていくことは間違いなさそうです。