12月19日に阪神競馬場で行われる朝日杯フューチュリティステークス(G1、1600㍍・芝)が注目されます。朝日杯FSは2歳マイル王を決める一戦でありますが、その王者を決めるのはどの馬になるでしょうか。
出走予定の馬は以下になります。
・セリフォス
・ジオグリフ
・ダノンスコーピオン
・ドウデュース
・ドーブネ
・プルパレイ
・オタルエバー
・トウシンマカオ
・アルナシーム
・アネゴハダ
・ヴィアドロローサ
・スプリットザシー
・カジュフェイス
・トゥードジボン
・デュガ
・ベルウッドブラボー
・セッカチケーン
・シンリミテス
・エーティーマクフィ
短距離決戦を制して輝く馬を見届けるためにも「ウィリアムヒル」を見ながら紹介予想に移りましょう。
ジオグリフ:母の超える偉業を勝ち取りたい
新種牡馬ドレフォン産駒で注目されているのがジオグリフであります。ジオグリフは父ドレフォン、母アロマティコ、母の父キングカメハメハという血統であり、通算成績は2戦2勝です。今年6月に東京競馬場の2歳新馬戦でデビューし、3番人気ではありましたが上がり最速の脚を使って勝利を収めることができました。次戦には札幌2歳Sを選択し、道中は最後方に控えていたが、3コーナー付近から前に進出し、終わってみれば4馬身差の圧勝の勝利でした。母アロマティコも現役時代はG1に出走経験がありますが、2012年秋華賞・2013年エリザベス女王杯の3着が最高着順で、戴冠は叶わずでありますので、乗り越えの良い成績を残していきたいところです。オッズは2番人気で2.62倍と支持が高い状況で今回はC.ルメール騎手を背にG1タイトルを掴み取れるか、期待がかかります。
1番人気にはセリフォスで2.10倍です。前走のデイリー杯2歳Sでは後方から競馬を進めたが、直線を迎えると大外から一気に加速し、先に抜け出していたソネットフレーズ、スタニングローズらを交わし2つ目の重賞のタイトルを手に入れることができました。統合的に見ても非常に優秀な馬ではありますが、気性が荒いところもあるためスイッチが入らないようにしてもらうところでもポイントだと言えます。このまま勝利し4連勝へ駒を進めることができるでしょうか。
【朝日杯フューチュリティステークス2021単勝オッズ】
※オッズは15日午後12時現在
朝日杯を勝利すればコンプリート!武豊の悲願のタイトルへの道
出世レースを勝ち上がってきたドウデュースは今回のレースで注目を集めています。タイトルでもある通り、今回ドウデュースの鞍上は武豊騎手が務めます。ここまで2戦とも武豊とのコンビでありましたが今年9月に小倉競馬場の2歳新馬戦でデビューしました。単勝1.70倍の圧倒的一番人気に押され、その人気に応えるように上がり最速の脚で勝ち上がりを決めました。
その次に選んだレースは10月のアイビーSを選択しましたが、アイビーSは、近年クロノジェネシスやソウルスターリングが制した出世レースとも言われ、1番人気こそ他の馬に譲ったが、前目につけて抜け出す貫禄の競馬を披露し、デビューから無傷2連勝を飾り美しい成績を勝ち取っています。
オッズは4番人気で13.00倍、悪くない支持でここまで良い成績のまま勝利を収めることができれば、武豊騎手にとっても朝日杯FSは2着が最高着順でいまだ未勝利レースを覆すことができるので期待したいです。