11月27日(日)に第42回ジャパンカップが東京競馬場(G1、2400㍍・芝)にて開催されます。ジャパンカップは1981年に創設された国際招待競走で、日本初の国際G1です。かつてから世界的に通用する馬をつくることから創設からの考えではありますが創設するまでなかなか実現せずにいましたが同レースででやっと実現しました。創設初期は外国馬の優勝が目立ちましたが創設から2021年までの優勝は外国招待馬14勝、日本馬27勝と日本馬の頑張りが見えています。
そんな日本の国際レースといえば「ジャパンカップ」と言っても過言ではない同レースの「ウィリアムヒル」を見ながら紹介予想に移りましょう。
出走予定の馬は以下の通りです。
オネスト
カラテ
グランドグローリー
ゴールドスミス
シムカミル
シャドウディーヴァ
シャフリヤール
ダノンベルーガ
テーオーロイヤル
テュネス
トラストケンシン
ハーツイストワール
ブルーム
ユーバーレーベン
ユニコーンライオン
ヴェラアズール
ヴェルトライゼンデ
パリ大賞覇者オネストの大健闘なるか?
当初参戦を予定していた凱旋門賞馬アルピニスタの電撃引退が報じられたが、それでもなお有力海外馬5頭が招待を受諾しました。ブルーム・グランドグローリー・オネスト・シムカミル・テュネスの5頭です。その中でも今年のパリ大賞覇者オネストに11.00倍、ニエル賞覇者シムカミル17.00倍、昨年の凱旋門賞馬トルカータータッソの半弟テュネスの9.00倍とこの3頭が堅いところでしょうか。ちなみに凱旋門賞は世界の最強馬が集まる、全世界版有馬記念みたいなスーパーレースなので、騎乗、出走出来た時点で強いし、1勝できたら人生の誇りと言えるレースです。そこの覇者となれば外国馬のコンディションと相殺してでも9.00倍と支持が高いのも納得なところでしょう。
【ジャパンカップ2022単勝オッズ】
※オッズは14日午後2時現在
天皇賞・秋3着のダノンベルーガが最有力か
G1天皇賞・秋で3着に入ったダノンベルーガはすでに登録済みです。ダノンベルーガは一番人気で3.00倍で2021年に11月21日の2歳新馬戦でデビューし1番人気に推されたレースでは、中団後方でレースを進め直線で追い出すと、一気に突き抜け2着のバトルボーンに2馬身差をつけ優勝しました。
今年は共同通信杯で優勝し、前走の皐月賞では4着で敗れましたが、香港カップを辞退し今回のレースへ照準が当てられただけに悲願の優勝を見たいところです。2番人気はシャフリヤールで4.00倍です。昨年のダービー馬ですので手堅く優勝を狙えるといえます。今年3月にドバイシーマクラシックを制し、大きく自信をつけたシャフリヤールの優勝はそう遠くないでしょう。