【ウィリアムヒル】NCAAカレッジフットボール2017-2018:アラバマ大が優勝最有力!ブックメーカーが優勝オッズ発表!!ハイズマン賞の行方は?

カレッジフットボール2017-2018トロフィー

ウィリアムヒル全米が熱狂し、4大スポーツさえも上回るほど莫大なお金が動く巨大なアマチュアスポーツ。それがNCAAカレッジフットボールです。全米から集う強豪大学がSECやBig-10、ACCなど複数のカンファレンスに分かれ、最強の座を求めて激しい戦いを繰り広げることになります。アマチュアの枠を超えたスポーツエンターテイメントの2017年シーズンの優勝争いと、最優秀選手に贈られるハイズマン賞を占うオッズを、ブックメーカー「William Hill(ウィリアムヒル)」が発表していますので、ご紹介していきます。

2016年はクレムゾン大が雪辱を果たす

クレムゾン大(優勝時)

2016年の全米王者決定戦の組み合わせは、準決勝でワシントン大を下したアラバマ大と、オハイオ州立大を下したクレムゾン大の対戦となりました。フロリダ州タンパにあるレイモンド・ジェームズ・スタジアムを舞台に、約74,000人もの大観衆が見つめる中行われた対戦は、31-35という僅差で差し切ったクレムゾン大が勝利を収めています。

2015年には同じクレムゾン大とアラバマ大の組み合わせでアラバマ大が優勝。2016年はクレムゾン大がその雪辱を果たす結果となりました。クレムゾン大にとってはこれが1981年以来2度目の優勝となります。

2016年ハイズマン賞は最年少受賞記録を更新

ラマー・ジャクソン(授賞式)

ハイズマン賞はNCAAカレッジフットボールで最も活躍した選手に与えられる賞です。サッカーでいうところのバロンドールのようなものでしょうか。870人の記者による投票に加え、歴代受賞者、および一般投票によって受賞者が決定されます。アメリカにおけるその注目度は非常に高く、毎年受賞者発表はスポーツ専門チャンネル「ESPN」で生中継されるほどです。

2016年の受賞者はルイビル大の2年生クオーターバックのラマー・ジャクソン。19歳での獲得は史上最年少となりました。

優勝オッズはアラバマ大が頭一つ抜けた数字に

【カレッジフットボール2017-2018優勝オッズ】
カレッジフットボール2017-2018優勝オッズ
カレッジフットボール2017-2018優勝オッズ
※オッズは30日午後4時現在

カレッジフットボール2017-2018最新オッズ情報(ウィリアムヒル発表)

ブックメーカー「William Hill(ウィリアムヒル)」が発表した2017年シーズンのNCAAカレッジフットボールの優勝オッズによると、優勝候補筆頭はアラバマ大となりました。オッズは3.50倍が付けられています。

2番手はオハイオ州立大で8.50倍、3番手は南カリフォルニア大(USC)で9.00倍となっています。4番手はフロリダ州立大で10.00倍、5番手オクラホマ大が17.00倍、6番手LSUが21.00倍と続きました。

昨シーズン、ハイズマン賞を受賞したラマー・ジャクソン擁するルイビル大は9番手の26.00倍、昨シーズン王者のクレムソン大は10番手の29.00倍となっています。

USCのダーノルドがハイズマン賞受賞者候補筆頭に

サム・ダーノルド

ブックメーカー「William Hill(ウィリアムヒル)」発表の2017年シーズンのハイズマン賞受賞者オッズによれば、トップはUSCのサム・ダーノルドでオッズは5.50倍が付けられました。対抗馬筆頭は、ルイビル大のラマー・ジャクソンとオクラホマ大のベーカー・メイフィールドでともに8.50倍が付けられています。

4番手はオハイオ州立大のJT・バレットで11.00倍、5番手はルイジアナ州立大のデリス・ギースとペンシルベニア州立大のサコン・バークリーがともに15.00倍で挙げられています。

【カレッジフットボール2017-2018ハイズマン賞受賞オッズ】
カレッジフットボール2017-2018ハイズマン賞受賞オッズ
※オッズは30日午後4時現在

大学フットボールの盟主が王座奪還を期する

アラバマ大

過去10年で4度の優勝を果たしているアラバマ大。歴代最多となる15回の優勝経験がある名門中の名門大学です。1994年に公開され、日本でも大ヒットした映画「フォレストガンプ」で主人公フォレストが大学時代にフットボールをプレーするのがこのアラバマ大。アメリカンフットボールを象徴するチームの一つであるともいえるでしょう。

昨シーズンは全米王者決定戦で惜しくもクレムゾン大に敗戦。とはいえ2015年には優勝、2014年にも準決勝に進出しており、その安定した強さは抜群のものがあります。昨年の挫折を胸に、今年アラバマ大の進撃は留まることを知りません。

大黒柱のもとに結束するオハイオ州立大

J.T.バレット

2014年に優勝を果たしているオハイオ州立大。過去に歴代7位となる8回の優勝を果たしている名門チームです。昨シーズンはプレーオフ準決勝まで進出したものの、クレムゾン大を前に31-0と惨敗を喫してしまいました。

チームを支えるのはクオーターバックの4年生J.T.バレット。1年時の2014年には当初控えとしての起用が濃厚だったものの、レギュラーメンバーのけがの影響で代役となり、そのままチーム内での地位を確立しています。

2年時からキャプテンを務め、チームの根幹として戦い続けてきたバレット。大学最後のシーズンを有終の美を迎えることができるでしょうか。

スーパースター候補を擁し優勝を目指す南カリフォルニア大

南カリフォルニア大

2004年以来優勝から離れている南カリフォルニア大。昨年はパシフィック12カンファレンスの南地区で2位と、プレーオフ進出を逃しています。今年はハイズマン賞候補筆頭に挙げられるクオーターバックのサム・ダーノルドを中心に王座の奪還を目指したいところです。

この注目の2年生は、昨シーズン南カリフォルニア大の新人記録を多数塗り替える活躍を見せ、ローズ・ボウル(正月に行われるカレッジフットボール伝統の一戦)でチームを勝利に導きました。

高校時代はフットボールとバスケットボールをプレー。そのどちらでも大学のスカウトを受けたダーノルドは悩んだ末フットボールを選択しました。そして1年目で早くも大きな結果を残しています。2年目となる今年さらなる活躍を見せれば、ハイズマン賞とチームの優勝の両取りさえ決して夢ではないはずです。

タイトルとURLをコピーしました