【ピナクルスポーツ】開催が危ぶまれたF1ドイツGPが開幕!ツール・ド・フランスの第5ステージはカヴェンディッシュが制す

ツール・ド・フランス

ツール・ド・フランス第5ステージはカヴェンディッシュ

ツール・ド・フランスは第5ステージまで終了しました。第4ステージ(25キロ)は、1チーム9人で競われる「チームタイムトライアル」が行われ、オリカ・グリーンエッジ(オーストラリア)が25分56秒でステージ優勝を果たしました。「チームタイムトライアル」は9人のうち5番目にゴールした選手のタイムを競う団体戦ですね。長い隊列を作って「いかに5番目の選手を押し上げるか」という各チームの駆け引きが見所でもあります。

第4ステージのハイライト映像は下記画像をクリックすればご覧いただけます。前回(7月1日)の記事で紹介したレースとは違う面白さがありますよ。


昨日3日に行われた第5ステージ(228キロ)では、マーク・カヴェンディッシュ(イギリス)が5時間31分51秒でステージ優勝しました。全日本チャンピオンとして出場している新城幸也(ユーロップカー)は、スタートから飛び出して先頭集団を形成しましたが、残り9キロで力尽きて65位に沈みました。優勝候補のペーター・サガン(スロバキア)は3位でした。

マーク・カヴェンディッシュ新城 幸也

第21ステージまでの総合タイムで争われる個人総合成績は、第4ステージのチームタイムトライアルで優勝したオリカ・グリーンエッジ所属のサイモン・ゲランス(オーストラリア)が18時間19分15秒で首位を守っています。この個人総合成績で首位の選手に与えられる黄色いジャージを「マイヨジョーヌ」と言います。何となく聞いたことはあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

サイモン・ゲランスマイヨジョーヌのジャージ

「マイヨジョーヌ」は1919年の大会中に、取材をしていた記者から「どの選手が首位なのかわかりにくいので、何とかならないものか」という要望があったそうで、それじゃあ目立つ黄色のジャージを首位の選手に着せましょうということで始まったものなんです。「マイヨジョーヌ」を最終ステージに着用する権利を持った選手が、個人総合優勝ということになるわけです。

ピナクルスポーツ本日4日に行われる第6ステージ(176.5キロ)を見る時、「マイヨジョーヌ」を探しながら、第6ステージを優勝するのは誰か?「マイヨジョーヌ」は誰の手に?に注目しながら見てみてはいかがでしょうか?ちなみに、日本語対応のブックメーカー「Pinnacle Sports(ピナクルスポーツ)」は、「第5ステージを制したカヴェンディッシュが第6ステージ優勝するか?」のオッズを「Yes:1.78倍、No:2.16倍」と出しています(4日午後4時現在)。ステージ連覇なるでしょうか!?

F1ドイツGPが開幕!

フランスで自転車ロードレースが熱を帯びている中、今週末にはドイツでモータースポーツの花形が行われます。そうです!F1ドイツGPです。F1といえば、日本でも鈴鹿サーキッドで第15戦が10月に行われる予定で、日本でも大変人気の高いモータースポーツですよね。

F1 ロゴ第9戦となるドイツGPは、開催サーキットとなるニュルブルクリンクが、昨年7月に破産宣告してしまい、今季の開催は最後まで危ぶまれたことでもニュースになりました。F1を開催するために支払う18億円とも言われる開催料の支払いを特別に免除されたことが、開催カレンダーに名を連ねることができた大きな要因と言われています。さらに、昨年引退した「赤い皇帝」ことミハエル・シューマッハの母国でもありますからねぇ。

F1って何?そういう方々もいらっしゃると思いますので、簡単に説明いたします。F1とは「決まり」「規定」を意味するFormula(フォーミュラ)のクラス1のことで、国際自動車連盟(FIA)が主催する4輪一人乗りのフォーミュラカーの世界選手権のことです。 自動車レースの最高峰と言われ、今シーズンは第19戦まで「1カ国1開催」を原則に世界中で行われます。

今年は11チーム22人のドライバーによって年間を通して競われ、各レースの順位に応じて与えられる「ドライバーズポイント」の合計によってチャンピオンが決定します(1位~10位までにポイントが与えられ、上から25-18-15-12-10-8-6-4-2-1ポイント)。6月末に行われた第8戦のイギリスGPでは、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグが優勝しました。

セバスチャン・ベッテル1大会は3日間で行われます。今週末のドイツGPは5日(金)と6日(土)の午前中に3回フリー走行が行われ、ドライバーが実際にレース場を試走し、マシンの調整などが行われます。7日(決勝)のスターティンググリッド(レース開始前の隊列順位)を決めるため、6日(土)の午後に予選を行います。予選は、各車が一定時間内で自由に走行を行い、1周の最速タイムを競います。よく聞く「ポールポジション」とは、この予選で1位通過することで得られる最前列のスタート位置のことで、最もレースに有利なポジションなのです。

現在、第8戦まで終わってドライバーズポイント首位を走るのはレッドブルのセバスチャン・ベッテル(132点)、2位はフェラーリのフェルナンド・アロンソ(111点)となっています。26歳のドイツ人であるベッテルは2010年~2012年までF1チャンピオンに輝いており、今年は4連覇に挑戦しています。

フェラーリ ロゴフェルナンド・アロンソ

F1のレース概要をざっと説明しました。でも、実際のレースを見ていただくことが一番わかると思います。昨年のドイツGPのドライバー視点からの映像を紹介します。下記画像をクリックするとF1の迫力が実感できると思います。


ピナクルスポーツいかがでしたか?迫力はわかったけど、今週末のドイツGPはどんなレースになるの?そうですね。では、ブックメーカー「Pinnacle Sports(ピナクルスポーツ)」のオッズを確認してみましょう。「ドイツGPの優勝者予想」はベッテルが2.72倍で最有力で、アロンソは6.03倍で3番目となっています(4日午後4時現在)。地元開催となるベッテルが期待に応えてドイツGPを制覇し、4連覇に向けてまい進するのか?それとも、アロンソなどが猛追を見せるのか?

今週末も「自転車」と「自動車」のレースが行われるヨーロッパから目が離せません!

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