ワールドシリーズに進出するのは、ボストン・レッドソックス？デトロイト・タイガース？ロサンゼルス・ドジャース？セントルイス・カージナルス？
MLBのプレーオフも終盤戦に突入しました。両リーグはリーグ優勝決定戦が現在行われており、ア・リーグはレッドソックスとタイガースが、ナ・リーグはドジャースとカージナルスがともに第２戦まで終えました。
ア・リーグの第２戦は日本時間の今朝（14日）行われ、レッドソックスがタイガースを６－５のサヨナラで下し、星を1勝1敗の五分にしました。レッドソックスは４点ビハインドで迎えた8回、デービット・オルティスがグランドスラムを放って同点に追いつくと、9回は上原浩治がピシャリと3人でしめて、その裏に女房役のサルタラマッキアがサヨナラ打を放ちました。
レッドソックスは初戦で、タイガース先発のアニバル・サンチェスに６回まで12三振を皮切りに9回1死まで無安打17三振を喫するなど、打線が沈黙していました。ホームゲームでの連敗だけは避けたかったレッドソックスにとって、第3戦から敵地（デトロイト）を戦い抜くための勢いがついたのではないでしょうか。
ナ・リーグは、レッドソックスが零封された同日に第2戦目を迎えて、カージナルスがルーキー右腕のマイケル・ワカがドジャースのクレイトン・カーショーに投げ勝ってドジャースに１－０で競り勝ち、カージナルスがホームで連勝しました。ちなみに第2戦は、両リーグ同日に１－０という史上初のおまけも付いた試合となりました。
ナ・リーグはカージナルスが２連勝（下記動画）
ドジャースは、ポストシーズンに入る前のナ・リーグ優勝チーム予想では、最有力と予想されていました。しかし、打線の主軸として期待されていたハンリー・ラミレスとアンドレ・イーシアがケガで戦線離脱し、得点力が低下しており、この2戦も投手が踏ん張りながらもあと一本が出ずに連敗となりました。
両リーグが2戦目まで終えて、それぞれゲーム開催地を変えて迎える第3戦目以降は、どのような展開が待っているのでしょうか？まずは、日本時間の明日15日に行われるドジャースとカージナルスの勝敗オッズを、日本語対応のブックメーカー「dafabet」で見てみたいと思います。
【ドジャース―カージナルス第3戦 勝敗オッズ】
ドジャース勝利：2.0倍
カージナルス勝利：1.8倍
※オッズは１５日午前９時現在
ドジャースのホームで迎える第3戦ですが、カージナルス有利の予想となっていますね。流れを変えたいドジャースは、本拠地初戦で先発に韓国人左腕の柳賢振をマウンドに送り、連敗ストップをかけます。また、日本語対応のブックメーカー「Pinnacle Sports（ピナクルスポーツ）」はリーグ優勝をどちらがするかの予想オッズを発表しています。
【ドジャースとカージナルス どちらがナ・リーグを制するか】
ドジャース勝利：3.970倍
カージナルス勝利：1.294倍
※オッズは１４日午後３時現在
連勝スタートのカージナルスが圧倒的に有利だと踏んでいますね。また、この予想から一歩踏み込んで、現段階で「どちらが何勝何敗でリーグ優勝するのか？」というオッズを発表しているブックメーカーもあります。日本語対応のブックメーカー「36BOL」は、第2戦目を終えた時点でのオッズ予想を以下のように発表しています。
【ドジャース―カージナルスのリーグ優勝決定シリーズ勝敗オッズ】
① カージナルスが4勝0敗：3.5倍
② カージナルスが4勝2敗：3.5倍
③ カージナルスが4勝1敗：4.0倍
④ ドジャースが4勝3敗：5.0倍
⑤ カージナルスが4勝3敗：8.0倍
⑥ ドジャースが4勝2敗：13.0倍
※オッズは１４日午後３時現在
こちらもカージナルスがリーグ優勝の予想が有力ですね。ドジャースが最終第7戦にまで持ち込めば有利となるという予想も面白いところです。
ア・リーグについても同様の予想オッズがブックメーカーから発表される予定ですが、今朝第2戦を終えたばかりで、第3戦が日本時間の16日午前5時7分に開催予定ということもあり、オッズは発表されていません（１４日午後３時現在）。
ア・リーグのオッズが発表されましたら、清崎民喜の公式ツイッター「@KiyoTamiyoshi」でお知らせしていきたいと思います。また、スポーツの様々な情報も発信しておりますのでどうぞご期待ください！
日本のプロ野球もクライマックスシリーズのファーストステージが行われており、セ・リーグは広島が阪神を2連勝で、パ・リーグはロッテが西武に2勝1敗で競り勝ってともにセカンドステージで両リーグ優勝チームの巨人、楽天とそれぞれ対戦します。
日米のプロ野球がすさまじい盛り上がりを見せています。ベースボールの秋を満喫しましょう！！
