過去3度の金メダル、3度の銀メダル、そして前大会(第16回大会)では32年ぶりに同大会で、そして初となる銅メダルを獲得した日本代表女子(通称:火の鳥NIPPON)。世界バレーで日本代表は実に7度のメダルを獲得しており、ロシア(ソ連時代含む)の13個に次ぎ2番目のメダルラッシャーであることを最初に述べておきたいと思います。
4年に一度のバレーボールの祭典「世界バレー2014」(第17回大会)が9月23日からイタリアで開幕します。1952年にFIVB(国際バレーボール連盟)が作った初めての世界大会で、参加国は五輪やW杯を凌ぐ24チームが開催地・イタリアに集結し、世界一の称号を目指して10月12日の決勝までしのぎを削ります。
【出場24チーム一覧】
<開催国>:イタリア
<アジア代表(4チーム)>
日本、中国、タイ、カザフスタン
<北中米代表(6チーム)>
アメリカ、ドミニカ共和国、プエルトリコ、カナダ、キューバ、メキシコ
<アフリカ代表(2チーム)>
カメルーン、チュニジア
<ヨーロッパ代表(9チーム)>
ロシア、セルビア、ドイツ、トルコ、オランダ、ベルギー、クロアチア、ブルガリア、アゼルバイジャン
<南米代表(2チーム)>
ブラジル、アルゼンチン
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日本代表は1962年のソビエト大会で初優勝すると、次(1967年)の日本開催で連覇を達成し、1974年のメキシコ大会で3度目の優勝を果たしました。しかし、その後世界一から遠ざかり、第17回目となる今回は40年ぶり4度目の世界制覇を目指して真鍋ジャパンは大きく羽ばたきます。
【世界バレー火の鳥NIPPONの1次ラウンド日程】
※「日本バレーボール協会HP」より抜粋。現地時間に+7時間で日本時間となります。したがって、例えば初戦のアゼルバイジャン戦は24日午前0時となります。
日本代表は参加24チームを各6チーム4グループに分けたうちのプールDに入りました(上記日程表参照)。この1次ラウンドでは、グループ内で総当たり戦(5試合)を行い、各グループ上位4チームが2次ラウンドに進出することが出来ます。このプールで脅威なのが同じアジアでライバルの中国(世界ランク5位)でしょうか。8月のワールドグランプリでは一進一退の攻防を繰り広げました。まずは第5戦で中国を破って、アジアから世界へと弾みを付けたいところです。
ワールドグランプリの決勝ラウンドでお披露目となった真鍋ジャパンの秘策“ハイブリッド6”が世界を驚かせました。真鍋政義監督が言う「世界に例がないオリジナルのバレーボールを追及する」という言葉通り、得点が取れる選手をコートに送り込んで、“攻撃パターンのない攻撃”で勝ち進んでいきました。勝った方が優勝となった最終戦のブラジル戦では敗れましたが、“ハイブリット6”が世界に通用することが証明された銀メダル獲得となりました。
【世界バレー2014全日本女子(火の鳥NIPPON)メンバー】
※「日本バレーボール協会HP」より抜粋
続く2次ラウンドには16チームが参加し、8チームずつ2グループに分かれて、1次ラウンドで対戦していないチームと総当たり戦で4試合戦います。各グループ上位3チームずつ計6チームが3次ラウンドへと進出します。3次ラウンドは6チームを抽選で2グループに分けて、各2試合の総当たり戦を行い、上位2チームずつがセミファイナル(ベスト4)へと進出します。そして、ここからはノックアウト方式で、勝った方が10月12日に行われるファイナル(決勝)へ、負けた方が3位決定戦へと回ります。
では、この長丁場の世界バレーを制して世界一の称号を手にするのはどのチームでしょうか?日本語対応のブックメーカー(スポーツブック)「William Hill(ウィリアムヒル)」が発表していますので見てみましょう。
【世界バレー(女子)優勝オッズ】
※オッズは21日午後5時時現在
優勝大本命に挙がっているのはブラジルです。世界ランキング1位のブラジルは北京五輪(2008年)、ロンドン五輪(2012年)で金メダルを獲得し、今年8月のワールドグランプリも制しており、今最も強いチームと言えるでしょう。しかしながら、世界バレーに関しては実は無冠で、今回は何が何でも初優勝をと意気込んでいます。2大会連続決勝で敗れているロシアにも雪辱を果たしたいところです。
2番手のロシアはこれまで世界バレーを最多の7回制しており、世界ランキングこそ6位ですがこの大会に自信を持っているようです。昨年のヨーロッパ選手権では圧倒的な力を見せつけて優勝した力は本物でしょう。ワールドグランプリ決勝ラウンド初戦で日本に敗れているため、今回はロシアにとってリベンジの場とも思っているでしょう。
バレー大国のアメリカは、前大会の3位決定戦で日本に敗れており、その雪辱に燃えています。そして、意外なことに“3大大会”で優勝を経験していないアメリカは初タイトル奪取に挑む大会でもあります。
日本はワールドグランプリで銀メダルを獲得しましたが、優勝候補の6番手に甘んじています。これは過小評価のような気がしますが、エースで主将の木村沙織や19歳の若きセッター・宮下遥が火の鳥NIPPONを4度目の世界一へと導いてくれるに違いありません!
その日本は日本時間の24日午前0時に行われる初戦で、アゼルバイジャンと対戦します。ヨーロッパの新興国ですが、国家レベルでバレーボール強化に取り組んでおりあなどれません。その他初戦の勝敗オッズは下記の通りです(「ウィリアムヒル」発表)。
【1次ラウンド初戦勝敗オッズ】
※オッズは21日午後5時時現在
アジア大会もスタートしましたが、世界バレーとの両立は可能です!どちらもブックメーカーで遊びながら楽しんではいかがでしょうか?