【bet365】メジャー初戦「マスターズ」が10日開幕!ケガ人続出で優勝争いは混迷―アダム・スコットの連覇か!?3度目出場の松山英樹に期待!!

オーガスタナショナルGC 風景

今年のマスターズは優勝争い混迷―。

ゴルフのメジャー初戦「マスターズ」が現地時間の10日から13日まで、アメリカのジョージア州にあるオーガスタナショナルGC(7435ヤード、パー72)で行われます。

マスターズ 2014 ロゴ

今年のマスターズは、世界ランク1位で優勝大本命と目されていたタイガー・ウッズが、大会1週前に痛めていた腰の椎間板手術に踏み切って欠場を発表しました。ウッズはアマチュアとして1995年に初出場して以降続けてきたマスターズ連続出場の記録が19でストップしてしまいました。

また、日本人としては6年連続マスターズ出場を狙っていた石川遼が、先日のシェルヒューストンオープンで31位と結果を出すことが出来ず、世界ランキング50位以内もしくはツアー優勝という出場資格を得ることが出来ずに今回は無念の不出場となりました。

タイガー・ウッズ石川 遼

ウッズの不出場で本命が抜けたマスターズの優勝争いを考えていくときに、一つのキーワードとなるのが“ケガ”でしょう。ケガの影響いかんによっては、どう転ぶかわからないのが今季のメジャー開幕戦となりそうです。

ベット365では、ブックメーカー「bet365」が発表しているマスターズの予想オッズを見ながら、優勝争いを展望してみましょう。

【マスターズ優勝オッズ】
マスターズ優勝オッズ
※オッズは7日午後7時現在

今回は“ケガ”というキーワードを手掛かりにしながら見ていきたいと思うので、3番手のフィル・ミケルソン(アメリカ)、4番手のジェイソン・デイ(オーストラリア)、そして日本人で唯一出場権を獲得している松山英樹に注目してみましょう。

ミケルソンは、今回のマスターズ出場者の中で唯一3回のマスターズ優勝経験を持つ「ビッグ・レフティー」の愛称で知られるゴルファーです。ミケルソンは今年に入って1月のファーマーズインシュランスオープンでは背筋痛で途中棄権すると、3月下旬のバレロテキサスオープンでは肉離れを起こして2度目の途中棄権を余儀なくされました。ウッズを除いて現在の世界ランキング30位以内でメジャー大会を唯一複数回制しているのはミケルソンだけであり、ケガの回復具合が気がかりですが実績的にも優勝候補と言えるでしょう。

ジェイソン・デイ フィル・ミケルソン

世界ランク4位でフィリピンとオーストラリアのハーフであるデイは、2月の世界選手権「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」で初優勝を果たしました。しかし、その時に左手親指を痛めてしまい、その影響から3月のアーノルド・パーマーインビテーショナルの欠場を余儀なくされ、1か月以上の戦線離脱からマスターズ出場へと踏み切ります。マスターズでこの3年で2度3位以内に入っている抜群の安定した力が発揮できるかがカギを握りそうです。

松山 英樹そして、日本代表の松山は3度目のマスターズに挑戦します。34位タイで終えた3月初旬のWGCキャデラック選手権以降、松山は4週間のオフを取って痛めている左手の治療とマスターズに向けての調整に当ててきました。過去2度(2011年、2012年)はアマチュアとしてマスターズに出場しており、初出場となった2011年は27位に入るなど周囲を驚かせたことは記憶に新しいところです。今回はプロとして初出場となる松山は、東北福祉大の卒業式を終えて3月末に渡米し、「まずは予選を突破して、そこから勝てるようにしたい」と抱負を語っていました。

ミケルソン、デイ、そして松山とウッズの影響ではないですが“ケガ”がマスターズに向けてどの程度回復しているかが優勝争いの本命となるか否かがかかっているのではないかと思います。

ケガで悩まされる選手が多い中で、ブックメーカー「bet365」が優勝候補の筆頭に挙げているのが、アダム・スコット(オーストラリア)とローリー・マキロイ(イングランド)です。

スコットは、昨年のマスターズでアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)をプレーオフの末に下して、メジャー初優勝を果たしました。直近のアーノルド・パーマーインビテーショナルでは11アンダーで3位に入るなど、順調にマスターズに向けて調整が進んでいるようです。ウッズが2001年と2002年に連覇して以来4人目のマスターズ連覇の偉業にスコットは挑みます。

アダム・スコット ローリー・マキロイ

24歳のマキロイは、2011年の全米オープンでメジャー初優勝して以来2度目のメジャー優勝を狙います。マキロイもマスターズに向けて調整は順調のようです。ザ・ホンダクラシックでは8アンダーで2位タイの成績を残すなど、松山や石川と同世代のトップを行く若きゴルファーの快挙にも期待が高まります。

日本では、TBSが連日下記のスケジュールでマスターズの熱戦を生放送する予定です。
【TBSマスターズ放送日程】
〇第1日
4月10日(木) 夜11時58分~深夜1時28分
4月11日(金) 朝4時~8時17分
〇第2日
4月11日(金) 深夜0時35分~1時35分
4月12日(土) 朝4時~8時
〇第3日
4月12日(土) 深夜0時15分~1時15分
4月13日(日) 朝4時30分~8時30分
〇最終日
4月13日(日) 深夜0時15分~朝8時22分

グリーンジャケット

混戦模様のマスターズを制して、グリーンジャケットに袖を通すのは誰か?あなたの予想はズバリ!!

【2013年のマスターズ最終日ダイジェスト映像「スコット初優勝」】


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