牝馬3冠レースの最終戦「秋華賞」(G1、2000㍍・芝)が、京都競馬場で19日午後3時40分に発走します。早速、本日17日にその枠順がJRAより発表されましたので見てみたいと思います。なお、オッズについては、日本語対応で世界の競馬のベッティングを楽しむことが出来る「William Hill(ウィリアムヒル)」が発表次第、お知らせしたいと思いますので楽しみにしておいてください。
【秋華賞2014枠順とオッズ】
1-1 ブランネージュ:15.0倍
1-2 レーヴデトワール:15.0倍
2-3 バウンスシャッセ:21.0倍
2-4 ヌーヴォレコルト:1.67倍
3-5 マーブルカテドラル:26.0倍
3-6 ショウナンパンドラ:15.0倍
4-7 ディルガ:51.0倍
4-8 レッドリヴェール:7.50倍
5-9 アドマイヤビジン:101.0倍
5-10 マイネグレヴィル:34.0倍
6-11 ペイシャフェリス:41.0倍
6-12 タガノエトワール:11.0倍
7-13 パシフィックギャル:41.0倍
7-14 サングレアル:26.0倍
7-15 ハピネスダンサー:67.0倍
8-16 オメガハートロック:26.0倍
8-17 リラヴァティ:26.0倍
8-18 セウアズール:41.0倍
※「ウィリアムヒル」のオッズを19日午前1時更新
何といっても注目なのが牝馬3冠第2戦「オークス」(G1、2400㍍・芝)を勝って“2冠”を狙うヌーヴォレコルト(岩田康誠騎乗)でしょう。オークスでは桜花賞(G1、1600㍍・芝)を取って2冠目にチャレンジしたハープスターを破って、秋華賞での“2冠”へ向かいます。
【オークス2014(優勝:ヌーヴォレコルト)】
ヌーヴォレコルトは“女王道”をいきます。オークス勝利後に放牧し、オークスのステップレースであるローズS(G2、1800㍍・芝)で見事に勝利して、秋華賞へ万全の体制を整えてきた感があります。秋華賞後はエリザベス女王杯には出走させずに、再び放牧する予定とのことで、いかにヌーヴォレコルトが「秋華賞」にかけているかがひしひしと伝わってきます。
斎藤誠調教師は「(2冠目ということで)少々厳しいマークをされても、力を発揮して結果を出せるように仕上げたつもり」と秋華賞戴冠に自信を見せていました。鞍上の岩田騎手も「京都の2000㍍は確かに難しいコース。でも、ペースに合わせた競馬ができるのでそのあたりも心配していません」と余裕たっぷり。
ハープスターとの再戦も楽しみでしたが、凱旋門賞へと挑戦し、次はジャパンカップに照準を合わせるとのことで今回は見られないのが残念です。ヌーヴォレコルトは12月の香港ヴァーズ(2400㍍・芝)、年明け春にはドバイ遠征も視野に入れており、秋華賞をとって世界への挑戦の足がかりとしたいとことでしょう。
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ヌーヴォレコルトを脅かす存在なのが、レッドリヴェール(福永祐一騎乗)でしょう。2歳女王を決める「阪神ジュベナイルフィリーズ」(阪神JF、G1、1600㍍・芝)ではハープスターに競り勝ったレッドリヴェールの復活に期待したいものです。
【阪神JF(優勝:レッドリヴェール)】
2歳女王は3歳になってまだ一度も優勝をできていません。桜花賞ではハープスターに敗れて2着、その後オークスではなく日本ダービー(G1、2400㍍・芝)へと路線変更して12着と惨敗しました。再び牝馬路線へと戻ってきたレッドリヴェールですが、ローズSでは1番人気ながらも6着に終わり、勝つことができませんでした。
しかし、このまま終わるはずがありません。福永騎手はこの3連敗を外からの勝負で馬が集中力を欠いたためと分析し、今回は内々で窮屈な位置で闘争心を掻き立てる作戦を考えているようです。「イチかバチかの攻めた騎乗で、いい結果を出したい」と福永騎手は2歳女王の復活を秋華賞にかけるつもりです。
【ローズS】
「ヌーヴォレコルト対レッドリヴェール」-。現女王と元女王の意地と意地のぶつかり合いが、19日の午後3時40分から始まります。こんな時、ひょっこり二人の影から出てくる馬があったりするものですが・・・。果たして今年の秋華賞はどうなるでしょうか?
【秋華賞2013(優勝:メイショウマンボ)】